トップページ > くらし・環境 > ペット・動物 > ペット > コイ > コイヘルペスウイルス(KHV)病とは

掲載日:2016年12月7日

ここから本文です。

コイヘルペスウイルス(KHV)病とは

原因

病原体は,koi herpesvirus(KHV)とよばれるウイルスで,マゴイとニシキゴイだけに感染します。

※このウイルスはコイ以外の魚やヒトに感染することはありません。

仮に感染しているコイを食べても人体に影響はありません。

症状

行動が鈍くなり,餌の食いが悪くなりますが,目立った外部症状は少なく,鰓の退色やただれ等が見られる程度で,死亡率が高いのが特徴です。

発生水温

18~25℃くらいのときに最も発生しやすくなります。

潜伏期間

2~3週間とされています。

治療法

現在のところ,治療法はありません。

その他

1998年にイスラエルやアメリカでコイの大量死があり,2000年にこれが新しいウイルス(KHV)が原因であると発表されました。その後,ヨーロッパやインドネシア等でも発生が確認されました。

日本では,2003年に茨城県霞ヶ浦の養殖場で我が国で最初に確認され,その後,全国にまん延し,全都道府県で確認されています。

コイヘルペスウイルス(KHV)はコイ以外の魚には感染しませんが,水や容器を通じて広がる恐れがあります。病気のまん延防止には,早期発見と感染魚の適切な処置が重要です。

お問い合わせ先

水産業基盤整備課養殖振興班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2943

ファックス番号:022-211-2949

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は