農業共済制度の概要
NOSAIってなに?
- 冷害や台風等の災害から農家の経営を守り,私たちの食糧を確保することを目的に,「農業保険法」という法律に基づき運営されている,公的な農業保険制度です。正式には,「農業共済制度」と呼ばれますが,一般に「NOSAI(ノーサイ)」という愛称が使われています。
- NOSAI事業は,一定地域の農業者で構成する「農業共済組合」が実施主体です。組合員である農家が共に掛金を出し合って積み立てておき,万一の災害に備えています。国の政策保険であるため,掛金の一部を国が負担しています。
どんなものが補償されるのですか?
宮城県では,現在,以下のものを補償する事業が行われています。
- 農作物共済事業(水稲,麦)
- 家畜共済事業(牛,馬,豚)
- 果樹共済事業(りんご,なし)
- 畑作物共済事業(大豆,蚕繭,ばれいしょ,そば)
- 園芸施設共済事業(ビニールハウス,ガラスハウス,施設内農作物など)
- 任意共済事業(建物,農機具,保管中農産物)
どんな人が加入できるのですか?
- NOSAIは,農家のための制度ですので,農業を経営している方が加入することができます。
- ただし,NOSAIには,国の政策(災害対策)という側面があり,掛金などには国のお金が使われていることから,加入できる農家には一定の要件があります。
どこに申し込めばいいのですか?
- 「宮城県農業共済組合」が実施しており,県内には本所と5つの支所があります。
- NOSAIに加入したい,NOSAIの仕組みについて詳しく知りたい場合は,お住まいの地域の支所へお問い合わせください。
→県内の農業共済組合事務所一覧へ
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