みやぎRTK利用拡大コンソーシアム現地研修会の開催について
RTKシステムは、人工衛星から得られる位置情報をより精度の高い情報に補正し、数センチ単位の高精度な自動運転等を可能にするシステムです。農業分野では、作業の省力化や負担軽減につながる技術として期待されています。
県では、RTK基地局を県内7か所に整備し、令和5年4月から本格的に運用を開始しました。(令和6年8月時点で180者の農業経営体が利用)
この度、RTKシステムの利用拡大とスマート農業の普及に向け、農業機械メーカーや東北大学等の産学官で設立(令和5年9月)されたコンソーシアムによる現地研修会が開催されます。研修会では、本県で生産拡大を目指しているタマネギで、慣行の移植栽培より省力・低コスト化が図られる直播栽培において、RTKシステムを利用した高精度な農作業の実演を行います。
1.日時
令和6年9月18日(水曜日)午後1時から午後4時まで
(雨天時等、実演ができない場合は中止となります。)
2.場所
株式会社吉尾ファーム様現地ほ場
(宮城県栗原市栗駒八幡新上戸11)
3.主催
みやぎRTK利用拡大コンソーシアム《事務局:東北大学大学院農学研究科》
4.内容
1)実演農機の紹介
2)RTK装着トラクターによる畝立同時播種作業
3)RTK装着ブームスプレイヤーによる除草剤散布