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北部土木事務所管内の3ダム(漆沢ダム、化女沼ダム、二ッ石ダム)へ行き易くなるよう、主要道路等に案内標識を設置しました。
化女沼ダムは,田尻川の洪水調節と化女沼に依存していた農業用水の補給を目的とし平成8年3月に治水ダムとして完成しました。2008年10月,国際的に重要な湿地を守るラムサール条約湿地に登録されました。
上大沢ダムは,大沢川の洪水調節と水道用水の確保を目的とし平成16年3月に多目的ダムとして完成しました。
岩堂沢ダムは,江合川下流の大崎市他3町の大崎耕土と称される県内有数の穀倉地帯への農業用水の供給を目的として国営基幹かんがい排水事業により平成22年3月に完成しました。
水のカーテン/秋の紅葉
二ツ石ダムは,鳴瀬川下流の大崎市他1市5町の大崎耕土と称される県内有数の穀倉地帯への農業用水の供給を目的として国営基幹かんがい排水事業により平成22年3月に完成しました。
越流堤
漆沢ダムは,鳴瀬川総合開発の一環として洪水調節,流水の正常な機能の維持,水道用水,工業用水,発電を目的とし昭和56年3月に多目的ダムとして完成しました。
クレストゲート
鳴子ダムは,江合川の洪水調節と農業用水の補給,そして発電を目的とし昭和32年に多目的ダムとして完成しました。
一級河川出来川の放水口で,越流堤とサイホンブレーカーで構成される施設です。
出来川は,大崎市古川が上流端となっており,遠田郡涌谷町名鰭地内で江合川に合流しています。合流部には明治水門があり江合川の水位上昇時に閉扉され,出来川が洪水位を超えた場合,本施設から放水され,名鰭干拓地に遊水されます。
国営定川農業水利事業により昭和30年代に築造された施設で,放水方式は越流堤とその両脇に設置されている2基のサイホンブレーカーで,計画高水流量を全量越流させる能力を持ち,全国的に非常に珍しい構造となっています。
美豆の小島とは,宮城県大崎市鳴子温泉川渡地区の江合川に浮かぶ小島です。
古くから古今和歌集や新古今和歌集でも詠われている風光明媚な場所で,江戸時代には松尾芭蕉も訪れた地として有名です。小島の近くには歌碑が設置されています。
美豆の小島/歌碑
環境整備に参加されている地域の方々
古今和歌集や新古今和歌集に詠われているように,平安時代には江合川の流れの中にあり大変美しい小島だったと想像されます。しかし,川の流れも姿を変え,松尾芭蕉が訪れた江戸時代には陸続きとなっていたと伝えられています。
その後草木が生い茂り荒廃してしまいましたが,平成20年に地域の人々や大崎市そして宮城県が協働して美豆の小島を蘇らせようと立ち上がり,現在周辺の環境整備を行っております。
館の沢砂防施設は,大崎市鳴子温泉の東側に位置し,江合川へ流入する渓流です。
本砂防施設は,明治43年の大災害を契機に,大正時代から現在に至るまで築かれており,現在まで28基が確認されています。
当時の写真
成沢砂防施設は,鳴子峡の中間に位置し,大正15年から昭和20年にかけて築造されました。自然環境を生かした施設整備を目指し,景観・親水性に配慮した階段護岸そしてアーチコンクリート橋などの整備がなされています。
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