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令和4年3月7日、地域における多様な主体が連携・協働した防犯活動の実現を図り、地域全体でより強固な防犯体制を構築することを目的として、地域住民・防犯関係者・学校関係者・民間事業者等を対象としたフォーラムを開催しました。
はじめに、宮城県警察本部生活安全部生活安全企画課から、県内の犯罪情勢や、多発している特殊詐欺被害防止に関する講話をいただき、防犯のポイントを学びました。
次に、地域で行っている防犯活動の事例発表として、「荒町子まもりプロジェクト」について、同プロジェクト実行委員会実行委員長の庄子康一氏から発表をしていただきました。
「荒町子まもりプロジェクト」は、子どもの防犯を中心に、地域の防犯意識を高めることを目的として、荒町商店街振興組合、荒町児童館、荒町市民センターが中心となって、地区の様々な企業や団体が連携して活動に取り組む活動です。「子まもり防犯月間」として防犯ポスター・標語コンクールの開催や防犯教室の実施など、地域全体で子どもたちを守っていくための取り組みについて紹介していただきました。
最後に、社会心理学・犯罪心理学が専門の東北大学大学院文学研究科・文学部准教授の荒井崇史氏から、「安全・安心まちづくりのポイント・犯罪に強い地域の構築に向けて」と題してオンライン通信で講演していただきました。
講演では、日常活動理論から見た子どもの安全対策として、犯罪が起こりやすい場所や、子どもの遊び場を把握し、見守りを分散させることなどが大切であること、地域に根ざした活動や連携を推進していくことが必要であることなどを分かりやすく説明していただきました。
「荒町子まもりプロジェクト」の活動紹介の様子
荒町子まもりプロジェクト連携図
【参考掲載】
荒町子まもりプロジェクトの活動報告が荒町商店街ホームページに掲載されていますので、ご覧ください。
荒町子まもりプロジェクト活動報告–荒町商店街(aramachi.info)(外部サイトへリンク)
荒井准教授による基調講演の様子
基調講演資料(一部抜粋)
令和4年3月7日(月曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
宮城県庁行政庁舎17階1701会議室
(オンライン併用開催)
仙台県域(仙台市(宮城野区、太白区、若林区)、塩竈市、多賀城市、松島町、七ヶ浜町、利府町)の防犯協会員、防犯ボランティア、学校関係者、民間事業者、防犯指導(実働)隊、行政職員、警察署員等(33名)
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