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ダイズ黒根腐病はダイズ生産における多収阻害要因のひとつであり、本県でも過去に発生の記録はあるものの、近年の詳細な発生実態に関しては知見がなかった。そこで、本病への対策意識醸成に向け、県内における発生実態調査を2016年と2017年に行った。その結果、調査ほ場数の14.2~16.9%で発生が確認された。圏域別には仙台、大崎が多く、栗原、石巻が少なかった。また、大崎や登米圏域では過去の調査と比較して発生地域が拡大していた。本結果を基に、対策に向けた現場の意識を高めるとともに、圏域間の発生に差が生じた要因の解析や対策技術の検討・体系化をしていくことが今後の課題である。
ダイズ黒根腐病、発生実態調査、湿害、宮城県
宮城県におけるダイズ黒根腐病の発生実態(PDF:429KB)
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