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気仙沼漁港魚町地区防潮堤の高さの決定に当たっては,内湾地区復興まちづくり協議会や地域の皆様と何度も協議を重ね,防潮堤位置の見直しにより高さを下げる技術的な工夫や起立式ゲートの採用による見え高の確保などを行い,地域の皆様にもご配慮いただき,ようやくまとまった防潮堤計画でありました。また,その後の地盤隆起に対応した高さの見直しについても,地域のご要望を踏まえ,対応してきたところです。
そのような中で起きた防潮堤の施工ミス以降,地域の皆様が,全く非がないにも関わらず,いわれのない批判を受けているとのお話を頂戴いたしました。
地域の皆様が,防潮堤不要論から始まり,長い期間や多くの労力を費やして,防潮堤の高さを少しでも下げる努力を積み重ねてこられたことを考えれば,防潮堤を計画どおりに造り直してほしいとのご意見は自然なことであり,そのようなご批判があるならば,それは多分に県民の皆様に誤解を生じさせてしまった私たちの責任です。
地域の皆様に非常につらく,気まずい思いをさせ,ご心労をおかけしてしまったことに対し,大変申し訳ないと考えております。
つきましては,県民の皆様に今般の事態について正確に理解していただきたいと考え,これまでの経過やミスが起きた経緯を下記のとおりホームページ上でも公表することといたしました。
より早く,このような形で公表すれば,地域の皆様への批判的な意見は出なかったのではないかと反省しており,今後は,県民の皆様へ積極的に情報発信するよう努めてまいります。
また,今回の施工ミスはあってはならないものであり,今後,このようなミスが起きないよう,再発防止策を講じてまいります。
最後になりましたが,今回の一連の経過により,内湾地区の皆様に多大なるご迷惑をおかけしていることに改めてお詫び申し上げますとともに,広く県民の皆様にご心配をおかけしていることにお詫び申し上げます。
平成30年9月3日
宮城県知事 村井 嘉浩
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