掲載日:2024年6月3日

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農業農村整備事業におけるコンクリート用再生粗骨材の利用推進に関すること

宮城県が発注する農業農村整備事業の建設工事において,再生粗骨材を使用したプレキャストコンクリート製品(以下,「再生粗骨材コンクリート製品」)の利用を推進していきます。

  • 再生粗骨材は,コンクリート製品再生利活用促進事業により実証試験を行いました。
  • 再生粗骨材コンクリート製品のPR,品質・流通の安定化を目的に実用化試験を行いました。
  • この指針に基づき再生粗骨材コンクリート製品を使用する場合は,中間処理業者・コンクリート製品製造業者等の皆さまは,「再生粗骨材品質証明書」,「再生粗骨材使用証明書及びアルカリシリカ反応抑制対策」,「凍結融解試験結果証明書」の発行をお願いします。受注者の皆さまは,工事完了時に,「再生粗骨材コンクリート製品設置報告書」の提出をお願いします。

↓指針及び各様式は,こちらからダウンロードして下さい。

宮城県農業農村整備事業におけるコンクリート用再生粗骨材の利用推進に関する指針【平成29年4月1日改定】

設置実績

令和5年度

宮城県内の農業農村整備事業工事において,約2189トンの再生粗骨材コンクリート製品が設置されました。
→再生粗骨材コンクリート製品:排水フリューム11.6km

約256トンのコンクリート用再生粗骨材を利用しました!

令和4年度

宮城県内の農業農村整備事業工事において,約812トンの再生粗骨材コンクリート製品が設置されました。
→再生粗骨材コンクリート製品:排水フリューム4.4km

約81トンのコンクリート用再生粗骨材を利用しました!

平成26年度

宮城県内の農業農村整備事業工事において,約1,000トンの再生粗骨材コンクリート製品が設置されました。
→再生粗骨材コンクリート製品:排水フリューム5.5km

約109トンのコンクリート用再生粗骨材を利用しました!

平成25年度

宮城県内の農業農村整備事業工事において,約280トンの再生粗骨材コンクリート製品が設置されました。
→再生粗骨材コンクリート製品:排水フリューム1.5km、接続桝25個

約28トンのコンクリート用再生粗骨材を利用しました!

平成24年度

宮城県内の農業農村整備事業工事において,約1,000トンの再生粗骨材コンクリート製品が設置されました。
→再生粗骨材コンクリート製品:排水フリューム2.0km、接続桝37個

約100トンのコンクリート用再生粗骨材を利用しました!

平成23年度

災害復旧等で利用推進の取組が難しい状況でありましたが,宮城県内の農業農村整備事業工事において,約880トンの再生粗骨材コンクリート製品が設置されました。
→再生粗骨材コンクリート製品:排水フリューム1.4km、接続桝34個

約85トンのコンクリート用再生粗骨材を利用しました!

平成22年度

宮城県内の農業農村整備事業工事において,約1,400トンの再生粗骨材コンクリート製品が設置されました。
→再生粗骨材コンクリート製品:排水フリューム2.3km、キャッチドレン4.3km、接続桝146個

約130トンのコンクリート用再生粗骨材を利用しました!

H21,H22に設置した再生粗骨材コンクリート製品の設置状況をH23,H24春先に目視確認をしたところ,ポップアウト,ひび割れなどの異常は見られませんでした。

<H23確認状況>

平成23年大崎市確認の写真平成23年美里町確認の写真

H21設置(大崎市)H22設置(美里町)

<H24確認状況>

H24確認状況

H21設置(大崎市

取組の発端となった事業は・・・

コンクリート製品再生利活用促進事業について

農業農村整備事業の工事において発生するコンクリート製品については,撤去後,そのまま利用可能な製品は再利用,それ以外の製品はストックヤードへ搬出または破砕し,再生骨材(RC-40)として路盤材等へ利用している状況にあります。
一方,近年,コンクリートの原料となる良質な骨材の調達が難しくなっている中,コンクリート製品の破砕材は再生骨材としての利用拡大が期待されています。
本事業は,工事によって発生する旧体コンクリート製品等を新たな製品の骨材としての再利用を推進し,資源の有効活用による循環型社会の形成及び新たな骨材の確保を目的に3年間(H19~21)実証試験が行われました。イメージ図)(PDF:362KB)

平成19年度の取組状況
  • 工事場所から中間処理施設まで旧体コンクリート製品等の運搬
  • 骨材選別機導入支援
  • 再生粗骨材の生成及び骨材試験
平成20年度の取組状況
  • 再生粗骨材の生成及び骨材試験
  • 製品作製及び強度試験(再生粗骨材10%混入※)
    ※再生粗骨材10%混入とは,粗骨材の10%について再生粗骨材を使用する。
  • 現場への製品設置(再生粗骨材10%混入)
平成21年度の取組状況
  • 製品作製及び強度試験(再生粗骨材20%~30%混入)
  • 製品作製及び現場への設置(再生骨材30%混入)
  • 再生粗骨材コンクリート製品の広報支援及び工事での優先調達による循環型社会推進の検討

再生粗骨材の写真1再生粗骨材の写真2

再生粗骨材の生成及び骨材試験の結果,JISコンクリート用再生骨材Mの基準をクリアしました。
本文ここまでです

お問い合わせ先

農村振興課技術管理班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2865

ファックス番号:022-211-2890

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