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今年度の美術館講座は、明治から戦後の時代にかけて生き抜いた仙台市出身の女性・相馬黒光(1875-1955)にスポットを当てます。
彼女が夫とともに経営した新宿・中村屋には、夫妻をしたう若き芸術家たちが集いました。彫刻家・荻原守衛(碌山)や、画家・中村彝、歌人の会津八一や女優の松井須磨子など、芸術を愛する多くの文化人が、中村屋という場所を通じて交流していたのです。のちに「中村屋サロン」とも呼ばれたその場所で、芸術家たちを見守り続けた女主人・黒光とは、いったいどんな人物だったのでしょう。
本講座は、相馬黒光、そして「中村屋サロン」に集った芸術家たちの素顔や作品について、4名の専門家の視点を通じてひもとくものです。
「星良から<相馬黒光>へ~その少女時代を中心に」赤間亜生氏(仙台文学館学芸室長)
「中村屋と中村屋サロンの芸術家たち」太田美喜子氏(中村屋サロン美術館学芸員)
「相馬黒光と荻原守衛(碌山)」武井敏氏(碌山美術館学芸員)
「アトリエの画家・中村彝と友人たち」宮坂敦子(当館学芸員)
宮城県 美術館アート・ホール(佐藤忠良記念館地下1階)
60名(※各回ごと。一回のみの聴講も可能です。)
無料
電話または当館創作室にて受付
Tel:022-221-2114(教育普及部直通)
2月28日(日曜日)17時まで(但し、各回とも定員に達し次第締切ります。)
〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1 宮城県美術館
電話:022-221-2111(代表) Fax:022-221-2115
担当:教育普及部 学芸員 松崎なつひ
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