ICTを活用した特別支援学校スキルアップ事業
事業概要
児童・生徒一人一人が,自立と社会参加及び共生社会の実現を図るためには,個々の能力や可能性を最大限に伸ばす(引き出す)とともに,これまで以上に個に応じた教育の展開を図る必要があることから,特別支援教育において,ICT機器を障害を補うツールとして活用すると共に,他の児童・生徒や社会とのコミュニケーションツールとして活用し,個の特性を伸ばし自立と社会参加を促す事を目的に行う事業です。
本事業は,国の地方創生推進交付金を活用して行っております。
ICT機器活用のイメージ
- 視覚障害・聴覚障害のある児童・生徒の障害を補う。
- 言葉の表出を苦手とする児童・生徒のコミュニケーションを支援する。
- 次の行動の見通しが持ちにくい児童・生徒にスケジュールや活動場面を視覚的に示すことで,行動を支援する。
- 感情コントロールが苦手な児童・生徒に対する情緒の安定の方法を身につけさせたり,集中したりすることを支援する。
- 短期記憶の弱い児童・生徒にメモ機能(動画・写真・文字)として活用することで短期記憶をカバーする。
- 登校できない,校外学習等に出られない場合でも,リアルタイムで学習や経験の共有をする。
事業校
- 宮城県立聴覚支援学校(H28)
- 宮城県立光明支援学校(H28)
- 宮城県立山元支援学校(H29)
- 宮城県立迫支援学校(H29)
- 宮城県立支援学校岩沼高等学園,同川崎キャンパス(H30)
- 宮城県立小松島支援学校,同松陵校(H30)
- 宮城県立支援学校小牛田高等学園(H31(R1))
- 宮城県立角田支援学校,同白石校(H31(R1))