ここから本文です。
【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)
第48回全国育樹祭のカウントダウンについてお知らせをいたします。
第48回全国育樹祭の開催日が10月4日・5日に決定をしたことに伴い、このたび、カウントダウンをスタートいたします。
従来、イベントのカウントダウンにおいては、カウントダウンボードを制作・設置する手法が一般的でありましたけれども、制作コストの削減や若い世代を含めた幅広い層への周知を目的に、SNSを活用した「カウントダウンフォト」、写真ですね。「カウントダウンフォト」の投稿を行い、気運の醸成を図ります。
具体的には、水産林政部の公式インスタグラムを活用することとし、記念行事の参加者や林業関係者等に「開催までの日数」と「育樹祭へのメッセージ」を手書きで記載していただいた木製ミニボードの写真を毎日投稿してまいります。
期間は、本日から育樹祭開催前日の10月3日までといたします。
使用する木製ミニボードは、県内で唯一、森林・林業関係学科を持つ大河原産業高校の生徒が演習林から伐採した杉の間伐材を使用し、制作したものであります。
ディスプレイをご覧ください。
カウントダウンフォトのスタートとなる本日、248日前は、むすび丸と宮城中央森林組合の皆さまにお願いをいたしました。私も、今後、何回かインスタに登場する予定でありますので、チェックをお願いいたします。
なお、本日のスタートに合わせまして、木製ポップを、こちらですね。写真をお願いします。木製ポップをこちらの会見台に設置をいたします。こちらは白石工業高等学校の建築科に制作をしていただきました。
県としては、今後も各種記念行事やイベントなどを通じて全国育樹祭の周知を図り、開催の気運の醸成に努めてまいります。
次に2点目、キャッシュレス決済の利用範囲の拡大についてお知らせいたします。
県では、県民の利便性向上と業務効率化のため、既に昨年9月から、運転免許センターや県税事務所においてキャッシュレス決済をスタートさせているところであります。
このたび、2月からその利用範囲を拡大し、キャッシュレス決済が利用できる手続を569の手続に、利用可能場所を147か所に拡大をいたしまして、手数料を伴うほぼ全ての県の手続においてキャッシュレス決済が利用できるようになります。全部できると思ってもらって結構だと思います。
単独事務所等に設置する決済端末について、設置箇所・台数を大幅に増やすほか、県庁や合同庁舎など、同じ建物に複数の申請窓口があるところでは、支払い場所を集約いたしまして、新たに無人型のセルフレジを導入いたします。これによって、利用者の利便性が向上するとともに、県の業務効率化にもつながります。
また、2月にみやぎ電子申請サービスをリニューアルし、キャッシュレス決済が利用できる機能を新たに追加いたします。これにより、支払いを伴うさまざまな申請に対応できるようになり、これまで窓口に来なければならなかった手続がオンライン上で完結できますので、ぜひご利用ください。
なお、セルフレジにつきましては、ここ重要です。来週の2月3日に県庁1階のパスポートセンターで支払い操作のデモンストレーションを行いますので、ぜひ皆さんお越しください。2月3日の10時、皆さん、パスポートセンターにぜひお越しください。
次に3つ目、ピッチコンテストであります。
県では、宮城県から日本を牽引するDX関連のスタートアップの創出を目指し、昨年度に続きまして2回目となるピッチコンテストを開催いたします。ピッチというのは、短いピッチのことですね。だから、短いピッチで何回もプレゼンテーションをいろいろな人がやっていくということであります。
開催日時は、2月10日月曜日午後2時から、仙台市内で開催いたします。
当日は、登壇者が6分間の短いピッチ、持ち時間の中で、社会を変革していくプランを発表いたします。
優勝者には、賞金と県からの支援を合わせまして最大1,000万円を獲得できるチャンスがあります。
お配りのパンフレットに記載をしておりますが、登壇者は10人で、発表される分野は、医療、建設業、子育てなど多岐にわたっております。中には、東北大学に留学しているスウェーデン出身で、県内での起業を見据えている方がいらっしゃるなど、グローバルなコンテストになりました。
県といたしましても、このコンテストを機にビジネスが加速するよう支援してまいります。
参考までに、昨年度の開催概要について裏面に記載をしております。
昨年度、登壇された方は、コンテストを機に資金調達に成功するなど、着実にビジネスを進めていらっしゃいます。
今年度の登壇者も、今後の飛躍が大きく期待できる方々がそろっております。マスコミの皆様におかれましては、ぜひ取材に来てください。
次に4つ目、最後です。
一力遼さんへの県民栄誉賞及び宮城県議会議長特別表彰の授与についてであります。
昨年9月に「第10回応氏杯世界選手権」で優勝されました、仙台市出身の囲碁棋士 一力遼さんに対しまして、県民栄誉賞を授与させていただくことを決定いたしました。
県民栄誉賞は、学術やスポーツ、文化芸術等の分野で世界的な評価や成績を収めた本県ゆかりの個人、団体に対し表彰するもので、これまで個人延べ10件と1団体の計11件を表彰しておりますが、文化関係では今回が初めてとなります。文化人は今回が初めてということになります。
授与式は、来月2月7日に行います。なお、当日は宮城県議会議長からも特別表彰の授与を予定しております。
一力さんは、応氏杯世界選手権優勝後も、囲碁七大タイトルのうち四冠を達成するなど大変活躍されており、授与式にはお忙しい中、ご本人に出席をいただけるということでございますので、報道各社の皆さまにもぜひお越しをいただきたいと思います。
私からは以上でございます。
県民栄誉賞ということだが、来週も宮城県知事公館で棋聖戦があり、この県民栄誉賞をきっかけにというわけではないが、一力さんがさらにどう活躍して宮城のことをPRというのか分からないが、どう活躍してほしいか伺いたい。
まずは、できれば七大タイトル全部奪取していただきたいと思っています。その上で、やはり宮城県ご出身でありますので、サンドウィッチマンさんのように、いろいろなところで宮城県の出身であると、あるいは宮城県のPRをいろいろなところでお話をいただくと大変ありがたいなと思いますね。やはり、発信力が全然違いますので、期待をしているところであります。
25日までのみやぎ防災、みやぎポイントの件だが、応募者が目標に達しなかったことへの知事の受け止めと、また、今回約4万人足りなかったわけだが、今後同様のことをされるのか、次の施策など考えられていることがあるのかどうかお伺いしたい。
最終的には、1月25日締切りで、15万6,916名であります。この方たちは、皆さん全員同じ条件でしたので、抽せんをしていただきまして、外れた方もいるわけです。3分の2は外れています。3分の2以上の方はですね。ですから、15万人のうちの5万人ぐらいしか当たっていないと思います。残りの約11万人の方は、1月31日に、全員、ポイントをまず付与いたします。2月末まで、2月28日までそのポイントを使うことができるということになります。
せっかく予算も余裕がありますので、もう1回いろいろ考えたいと思っていますが、その発表はあらためてさせていただきます。また、新年度以降もこのようなやり方だけではなくて、個別具体的に加入していただける方法もいろいろ考えたいと思っております。
やはり、こういったポイントを付与するというのは一番加入率が上がる方法ではありますので、来年度以降も継続はしたいと思っておりますが、当然、伸びは低くなっていくだろうと思いますから、個別具体的にいろいろなやり方を織り交ぜながら、加入していただけるように工夫をしてまいりたいなと思います。
例えば、日本製紙さんは、来年度から全社員にこのポケットサインを入れるということになっているそうです。最大の理由は、東日本大震災のときに日本製紙の社員の皆さんがあちらこちらに避難をしてしまって、どこに誰がいるか分からなかったということで、実際、避難訓練でこのポケットサインを使ったところ非常に効果があったということでありますので、日本製紙さんは、工場の社員の方たちは全員このポケットサインを使うと。入退出もポケットサインを使ってやれないかということで、今いろいろ実証しているそうであります。
ですから、ポイントを配るだけではなくて、ポケットサインというのはいろいろなミニアプリを使えますし、QRコードを使えばカードリーダーが必要ありませんから、入退出管理なんかでも使えるということもあると思いますから、こういったようなことをぜひ織り交ぜながら、加入者を増やしていきたいなと思っています。
達しなかったことにはどういう理由があると考えるか。
やはり周知不足でしょうね。いろいろな方にお話ししたら、知らないということでした。メディアの皆さんにも協力をしていただきましたし、チラシを入れたり、いろいろなネットに出したんですけれども、なかなか皆さんの目に届かなかったということですね。やはり、そういった周知の方法というのも、これも考えていきたいなと思います。
みやポに登録した方が15万6,916名(訂正:15万7,161人)だったんですけれども、みやポには登録していないんですけれども、それまでにポケットサインに登録した方もおられて、合わせますと、ポケットサインは20万人を超えました。ポケットサインをインストールしている方はもう20万人を超えているということです。
ただ、みやぎ防災に登録した方が15万6,916名ということであります。全体としては20万人は超えているということです。ですから、こちらからメッセージを発出して情報をお届けできる人たちはもう20万人は超えているということにはなります。
日本製紙さんでポケットサインを全社員に入れるという話があったが、これは県から働きかけたものなのか、日本製紙さんが自発的に対応しようと思ったのか。
私が内外情勢の講演で石巻で講演をした際に、こういうものができるんですということで関心を持っていただいて、われわれ県のほうで日本製紙さんとポケットサインをつないだということです。
県として、今後ほかに企業さんにそういう働きかけをするのか。
してまいりたいと思います。大きな工場を持っているようなところは非常にいいと思いますし、それ以外にも、先ほど言った入退出を管理できたりもいたしますので、今そういった入退出をしっかりやっているところもあると思うんですが、大きな工場なんかで入退出を管理するような場合はこういうものが非常に便利ではないかなと思いますので、非常に費用を安く、QRコードさえ設置すればいいだけですから、何時何分にどこに入ったかというのが分かるわけですよね。ですから、ぜひ活用していただけるように働きかけてまいりたいと思います。
もう一度新たな発表ということだったが、15日の会見の際にも、20万人までいくまでは3,000円分を差し上げるみたいな話をしていたと思うが、これはその延長戦というか、考えているということでいいのか。
そうです。やはり、抽せんで当たるというのと、全員当たるというのと、これは全然違いますので、いろいろな方にご意見を聞いて、やはり狙いは、何度も言うように、できるだけ登録をしていただいて、そしていざというときに命を守って、どこにおられるかも把握をし、そして何を求めておられるのかということを災害のときに掌握するということが狙いですから、できるだけお一人でも多くの方に早く加入をしていただくということを最優先に考えたいと考えているということです。近いうちに発表したいと思います。
確認だが、もう1回というのは年度内ということなのか、来年度か。年度内にもう1回ということか。
年度内にやります。
もう1つ、工場というところでいうと、北部工業団地とか大きな工場というのは宮城県内にはいっぱいあると思うが、企業、団体などにあらためて呼びかけるような企業回りみたいなことをされる予定はあるか。
まず、日本製紙さんの状況などをよくまず把握したいと思います。課題がどういうものがあるのかないのか、確認したいと思います。ああいった大きな工場は、全部入退出はカード等で管理されていると思います。
今回、何で日本製紙さんがそれをやったのかというと、津波で大きな被害を受けて、そのときに社員がもうばらばらに避難をしてしまったと。避難する場所は大体決まってはいるらしいんですが、安全な場所、決まっているらしいんですが、そこにどの社員が集まるかが分からないと。そのときに、1回1回カードリーダーを置いてというよりも、QRコードで掌握できたほうがいいだろうというようなことで行っていると聞きました。
今、電波がオフラインになっているのも、スターリンクなんかを使えば使えますので、そういった避難できる場所にスターリンクを設置さえしておけば、いつでもネットはつながるということになるので、大丈夫ではないかなと思います。すごい世の中になりましたね。
来月8日の原子力防災訓練があるが、女川の再稼働後、初となるわけだが、知事としてあらためてこの訓練の意義と意気込みを伺う。
再稼働後、初めての訓練となりますので、関係機関がしっかりと連携をいたしまして、万が一原子力災害が発生した場合の備えをしっかりと万全にしてまいりたいと思っております。何よりも狙いは訓練を通して課題を抽出するということだと思っておりますので、いろいろな条件を出して課題を抽出してまいりたいと思います。
今回の訓練は、毎年実施しております住民避難訓練と併せて、今年度は令和6年能登半島地震を踏まえまして、牡鹿半島部に孤立地域を設定し、海路による住民避難、また、空路による物資供給の訓練などを予定しておりまして、あらためて自然災害と原子力災害の複合災害時の対応や手順確認を行いたいと、このように考えております。今回、そういう特徴を持った訓練にするということであります。
昨日アンテナショップがオープンしたが、式典の際とか取材のときに知事が、アンテナショップというのがやっぱり物産とかを全国・全世界にこれから物産を売っていく中でアンテナショップがその核になるというお話をされていたと思うが、県としてはやっぱりECとかに力を入れている中で、ちょっとその言葉の意味というか、あらためて伺いたい。
一つの核になるという言い方をしたと思うんですけれども、やはりああいった場に実際物が陳列してあって、多くの方がそちらに訪れてというのも一つの方法だと思いますが、しかし、人口規模を考えまして、幾ら多く来ていただいたといっても1日に数百人、数千人ということであれば、なかなか日本全体に宮城の物産を販売していくことにはなりませんから、そういったことも活用しながら、広くいろいろなところに販売できるような、知名度を高めるような手法というものもしっかりと取り組んでいかなければならない、そういう意味であります。
また、物産振興協会は、アンテナショップだけではなくて、いろいろな場所で展示会、展示販売会をやります。企業に行ったり、あるいはデパートを借りたり。そういうときには人手が要りますので県職員もお手伝いに行こうと思っております。そういったお手伝いはこれからも継続をしてやっていきたいと思っています。
昨日も県の職員の方が来られていたと思うが、やはり今のところは、人の支援はするがお金の支援とかはちょっとまだ考えていないということか。
はい。ほかの県でも独立採算でやっているところがありますから、まずは自分で頑張ってやっていくと。宮城県の物産品を扱っているところ、いろいろなお店ありますよね。いっぱいあります。そういうところにはお金の支援していませんから、アンテナショップだけ支援するというのは、やや、今の時代の流れからして難しいのではないかなと思っています。ただ、それ以外の、重要性は認識しておりますから、人手の支援であったり、また、新しいあそこの昨日のオープンしたところは来年の3月までしか使えないんですよね。それ以降どうするのかというのも非常に大きな課題ですので、県としてもいろいろな情報を今収集して提供して、一緒になって新しい場所を探す協力をさせていただいております。そういった見えないところでの支援というのをいろいろさせていただいておりますので、これからも協力しながらやっていきたいと思います。
やはりアンテナショップが都内にあるということは知事としても重要だというところは変わりないか。
はい。都内というよりも、どこに行ってもあったほうがいいんですけれどもね。まずはやはり人口が一番多い東京都にあるということはいいことじゃないでしょうかね。
私、不必要だなんて一言も言っていないですからね。
来年の3月までの期間限定なのだが、実際にふるさとプラザの費用対効果というか、広告、宣伝の効果というのはどういうふうに見ているのか。
やめるということが非常に大きく取り扱われたおかげで、普通、やめるというときあまりニュースにならないんですけれども、今回皆さんがいろいろ取り上げてくれたおかげで、宮城県のアンテナショップがSNSとかでも取り上げてもらえるようになって、宮城県のアンテナショップはどこにあるんだ、何を売っているんだというのがPRされましたですよね。ですから、広告、PR効果というのには貢献をしていただいているものだと思いますけれどもね。私も昨日店内をぐるっと歩きましたけれども、あれだけのものがまとまって置いてある場所というのは当然ないわけですから、常設であるというのはあそこだけですからね。非常に意味のあることだと思っています。
例えば池袋のは1,000万円という高額な賃貸料がネックになっていたわけだが、例えば、ある程度、知事の言う費用対効果に見合うような賃料で、やはり県のほうでやるというのも一つ手ではないかなと。その辺は一切考えていないか。
先ほども言いましたように、実はほかのところからも、なぜアンテナショップだけなんですかと。われわれも宮城の物産をいろいろ販売しているんだったらわれわれにも協力をしてほしいと、当然いろいろ出てくるわけ、あったんですよ。それに対してなかなか説明がつかないと。ですから、アンテナショップだけは支援しますというのはなかなか説明がつかないというのも理解をしていただきたいと思うんですよね。
ただ、先ほども言ったように、アンテナショップというのはやはり特別な、宮城ふるさとプラザという名前までつけていただいているわけですから、県としても、人的な支援であったり、あるいは情報提供であったり、そういう支援はこれからも継続していきたいなと思っています。
最後に1つだけ。昨日、知事もテープカット、式典の場に出られたが、多くの県民の方というか、閉店を決めた県のトップがあそこにいるのがなかなか違和感があるかなと思う人もいたと思うが、その経緯というのはどういうものだったのか。
閉店を決めたのは物産振興協会ですよ。私はお金は出せませんよと言っただけであって。ですから、決めたのは物産振興協会ですし、あと、昨日は案内状を頂いたわけです。案内状を頂いたので参加をしたということです。
要するに、案内状を頂いたから、素直にただ単に出たと。
そういうことです。案内状を頂かなければ多分行けなかった。一お客としてのぞいたかもしれませんけれども、ああいう形でテープカットをさせてくれとのこのこと行くことはできないですよね。
石破総理が通常国会の施政方針演説で、目指すべき5か条として「楽しい日本」という言葉を掲げた。その実現に向けた政策の核心が地方創生だと強調していたが、村井知事にとって「楽しい日本」というのはどういうものだと考えるか。
何をもって楽しいかというのは人によってそれぞれ違うんですけれども、総体として総理がおっしゃりたかったのは、安心して生活ができる、そして、それぞれ個々人の国民が人生の目標を持って、それに対して頑張れば達成できるような、そういう環境を作る、それを地方から作れるようにしたいということをおっしゃりたいんだろうなと思いました。みんなが一日中腹を抱えて笑っているような世の中というのはちょっとあり得ないですから、そういうことではないと思いました。
今月の17日に優生保護法の補償金制度スタートに合わせて、被害者の支援団体が県知事宛てに要望書を提出されたと思う。内容としては、個別通知の決定だとか実態調査を行うことを求めたものになっている。さらに、それに併せて被害者への直接謝罪というものを知事にその提出の場で求められていると思う。これを受けて、知事として県内の被害者の方に直接会って謝罪されるお気持ちがあるのかどうか、お聞きできればと思う。
まず、要望内容は私自ら目を通しまして、当日の状況も含め、担当課から説明を受けております。昨年の違憲判決や救済に向けた新たな法律の成立に至るまでの関係者の長きにわたるご努力や切実な思いが、今回の要望内容に反映されているものではないかなと思っております。県としても、新たな制度の下で多くの方からの請求につながるように周知、広報を始めまして、当事者に寄り添った対応に努めるということが非常に重要だと思っております。
違憲とされた内容に基づき取組を進めてきたことについては、申し訳ないという気持ちを持っております。新たな法律には、その前文に国会及び政府として謝罪する旨が盛り込まれておりますけれども、施策を進めてきた都道府県に身を置く者といたしまして、私も同じ思いを持っております。当事者の皆さまの被害の回復に向けて、しっかりと対応していきたいと思っております。
謝罪をするべきかということでありますが、その被害を受けられた方が謝罪を求めておられるということであれば、当然それに対応するという必要はあるだろうと思っております。具体的な日時等、調整をできればしたいと思っています。
具体的にそういった話は今のところは。
今のところ、まだしておりません。
そういう要請があれば、実際に知事がその被害者に直接お会いして応じるという形になるということか。
はい。宮城県としても、全国で2番目に数が多いということですからね。
個別通知に関してなのだが、ちょっと前に知事も検討するというような話もあったり、でも、しないのかなというような、ちょっとどっちともつかないような状況であったと受け止めているのだが、あらためて、やっていくのかどうかについて今の考えを聞かせてほしい。
一時金をお渡しした方には、当然、個別に連絡をいたします。当然ですけれども、分かっていますから、その方が明らかにそういう手術を受けられたということ、そして一時金を受け取る意思があったということが分かっていますので、その方には当然連絡をするということですよね。
それから、お名前が分かっていて住所が分かっている方おられますよね。この方については、市町村にどういう状況なのかというのを確認を取るということですね。ご家族がおられるとか施設に入っておられるとか、1人で生活されている方は少ないと思いますけれども、そういった状況を確認をさせていただいて、連絡が取れるだろうなと思えば連絡を取ることもあると思います。ただ、その辺はちょっと分からないです、状況を見ないとですね。
それから、住所も分からない方について、手当たり次第に同じ名前の人にどんどん連絡を取るということはできません。何度も言うように。それはやらないということです。
ほかの県、この間新聞を見たら山形県あたりが個別通知と書いていましたけれども、やっぱり同じですね。山形県も同じことをやるということで、手当たり次第に同じ名前の人を検索してどんどん出すというようなことではないということでありました。
前の会見のときは、国がやればいいというような発言もあったが、あらためてそのことについては同じような考えでよろしいか。
あのとき国が事例集みたいなのを出すみたいで、それを見たらそのようなことが書いてあったので、特に県がやろうとしていることと大きく差はないなということでありました。
なので県がやると。
そういうことです。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています