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県では,令和5年度の県政運営に関する説明を行うとともに,市町村長との意見交換を行うことで,より効果的・効率的な行財政運営を推進することを目的として,令和5年5月26日(金曜日)に「令和5年度宮城県市町村長会議」を開催しました。今回,宮城県市町村長会議としては初めて,ペーパーレスで会議を開催しました。
会議では,まず,市町村長と知事による意見交換が行われ,宮城県市長会会長(伊藤康志大崎市長)及び宮城県町村会会長(櫻井公一松島町長)から,地域公共交通等の活性化及び充実強化,観光産業振興に係るインバウンドの推進,少子化対策及び小中学校の給食費の無償化,新型コロナウイルス感染症対策について御要望をいただきました。
続いて,知事から,「DX先進県を目指して~デジタル身分証アプリの活用~」と題して,宮城県におけるDX施策の取組状況及び今後の展望について説明しました。
最後に,フリートーキング形式による各市町村長との意見交換では,各市町村長から,JR大船渡線の対応,給食費の補助,自転車乗用時のヘルメット購入費用補助,不登校児への支援,教育相談体制の強化,畜産業界への支援,小・中学校の授業用タブレット機器更新に対する補助について御要望をいただいたほか,「デジタル身分証アプリ」の活用方法や県におけるDX施策展開の在り方について,御意見をいただきました。
県では,会議でいただいた御意見等を踏まえ,市町村との緊密なパートナーシップのもと,引き続き,市町村を取り巻く諸課題に対し,全県を挙げて取り組んでまいります。
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