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林道二口線(二口林道)は,二口峠を越えて宮城県側から山形県側に通じる林道です。古くは最上街道又は二口街道と呼ばれ,県内では,南から山中七ヶ宿越え,笹谷峠越えに続く三番目の峠越え街道であり,宮城・山形間の交通・交易の要路として栄えた街道です。
昭和48年に全線工事完了となりましたが,豪雨や雪解け水などによる路面の被災や法面の崩壊等により,しばしば長期間の通行止めとなることもありました。平成28年度から始まった舗装等の工事により,山形県側も含めて,約19kmの全線舗装道路となりました。
林道二口線は,森林の適切な管理を進めるための道路としての活用はもとより,観光名所として名高い宮城県の秋保温泉から山形県の山寺を結ぶ最短ルートであり,両県の交流人口の拡大や災害時の代替路等,幅広い役割を担っている林道です。
位置:仙台市太白区秋保地区~山形市山寺地区
延長:全延長19,019m(宮城県分10,056m,山形県分8,963m)
幅員:宮城県区間3.6~5.5m(全線舗装),山形県区間4.0~7.0m(全線舗装)
森林区域:3,379ha(宮城県2,535ha(民有林92ha国有林2,443ha),山形県844ha)
山形県までの通り抜け可能期間は例年8月上旬から11月上旬までです。
11月上旬から融雪期までは冬期閉鎖(通行止め)となります。
(冬期閉鎖期間の解除については融雪状況により判断します。)
上記期間内でも天気や道路の状況により予告なく通行止めとする場合があります。
夜間は危険防止のため通行止めとします。
最新の通行規制等の情報は,下記ホームページで公開しておりますので,最新の情報を確認の上,通行してください。
林道の規格・構造は,道幅が狭く,カーブが多いため,利用される方は次の事項を厳守の上,通行してください。
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