ここから本文です。
工事する前の現況写真です。手前の田んぼは,ほ場整備事業が始まるため稲作を休んでいます。向こう側には畦畔があって田んぼが仕切られており,電柱も立っています。整地工が完了するとどのように変わるのでしょうか?
ほ場整備事業は田んぼの区画を大きくする工事であり,現況の用排水路の位置が変わったりしますので,前に水路だった箇所が田んぼになることもあります。上の写真は,既設の水路を埋め戻して田んぼにするために,ヘドロ等の不良土を撤去し,埋め戻しの準備をしているところです。
良質土を既設水路に投入しているところです。手前に写っている工事車両はキャリアダンプと呼ばれる小型運搬車両で,工事現場内の土砂等の小運搬に重宝しています。
既設水路の埋め戻しが完了しました。工事完了後に田んぼが地盤沈下しないように,十分に締め固められています。
ブルドーザーで畦畔を取り除きながら,平らにしていきます。
畦畔が無くなり周辺の一面が平らになっていきます。何かグラウンドを造っているみたいです。荒整地ですので,地表面が多少凸凹状態になっています。
荒整地が終わり周り一面が平らになったら,田んぼの区画にするために仕切となる畦畔を作ります。写真は畦畔をブルドーザーで転圧しているところです。
転圧が終わったら余分な土を切り取って,台形型の畦畔に仕上げている状況です。
畦畔を作り田んぼの形が出来たら,最後に田んぼの地表面の凸凹を取るために土を均して平らにします。この作業を均平と言います。
整地工が完了しました。工事前に比べ区画が大きくなり,畦畔のところにあった電柱も無くなりました。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す