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掲載日:2023年7月26日

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石巻浄化センターで令和5年度ホタル放流式が開催されました。

流域下水道施設の指定管理者である(株)アイ・ケー・エスでは、下水道PR活動の一環として,石巻浄化センター敷地内で平成25年度からホタルの飼育を行っております。

平成29年度からは地域住民をお招きしたホタル観賞会を開催しておりましたが、コロナ禍により令和2~4年度は残念ながら中止となりました。

今年度はホタル鑑賞会の開催に向けて放流式が執り行われ、ゲンジボタルの幼虫60匹が放流されました。

(株)アイ・ケー・エスでは、今年度もより多くのホタルの飛翔を目指して飼育に取り組んでおり、多くの方々にホタルを楽しんでいただけるよう当事務所でも支援をしていきます。

ホタルの幼虫を放流しました!

ホタル幼虫の放流

             hotaru

(放流した幼虫)

             youtyuu

長さ5m、幅60cmほどの人工掘に,ゲンジホタルの幼虫60匹を放流しました。

ホタルの放流数と飛翔数

ホタルの放流数と飛翔数(匹)
年度別 幼虫放流数(累計) 成虫飛翔数(累計) 鑑賞会来場者数(名)
平成27年度 298 26
平成28年度 180 26
平成29年度 494 107 52
平成30年度 1401 63 350
令和元年度 977 124 471
令和2年度 1450 243
令和3年度 559 84
令和4年度 384 17

(令和3年度及び4年度のホタル鑑賞会は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止となりました。)

ホタルハウスの歴史

旧ホタルハウス
(左写真)旧ホタルハウス(平成25年度~28年度)

現在のホタルハウス
(右写真)旧ホタルハウス(平成29年度~令和元年度)

ホタルハウス
最新ホタルハウス(令和2年度~)

石巻浄化センター管理棟北側に設けられたホタルの飼育施設で、この中に人工堀があります。

平成29年度からネット製のハウスを使用しており、外敵の侵入と内部の気温上昇を防いでいます。

令和2年度からブルーシートをハウス上部に使用しており、ネットの隙間からの雨水を防いでいます。

ホタル人工堀

人工堀
ホタル人工堀

堀イラスト
人工堀(イメージ図)

人工掘は地中で蛹(さなぎ)になるホタルが上陸しやすいよう、岸に向けてなだらかな傾斜がつけられています。

また、堀の中には空気を送る管が通されているとともに,定期的に水の入れ替えが行われており,ホタルの成育に支障が出ないよう環境が整えられています。

人口堀の中にいる生き物

youtyu

 medaka

(ホタル幼虫)                (メダカ)

tanisi kawanina

(タニシ)                  (カワニナ)


ホタルの幼虫と一緒に、タニシやカワニナといったホタルの餌となる生き物たちも放流されています。

メダカは堀内のボウフラの捕食や水質悪化を感知する役割があります。

お問い合わせ先

東部下水道事務所施設管理班

石巻市蛇田字新〆切5番地の2

電話番号:0225-23-7381

ファックス番号:0225-23-7385

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