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流域下水道施設の指定管理者である(株)アイ・ケー・エスでは、下水道PR活動の一環として,石巻浄化センター敷地内で平成25年度からホタルの飼育を行っております。
平成29年度からは地域住民をお招きしたホタル観賞会を開催しておりましたが、コロナ禍により令和2~4年度は残念ながら中止となりました。
今年度はホタル鑑賞会の開催に向けて放流式が執り行われ、ゲンジボタルの幼虫60匹が放流されました。
(株)アイ・ケー・エスでは、今年度もより多くのホタルの飛翔を目指して飼育に取り組んでおり、多くの方々にホタルを楽しんでいただけるよう当事務所でも支援をしていきます。
ホタル幼虫の放流
(放流した幼虫)
長さ5m、幅60cmほどの人工掘に,ゲンジホタルの幼虫60匹を放流しました。
年度別 | 幼虫放流数(累計) | 成虫飛翔数(累計) | 鑑賞会来場者数(名) |
---|---|---|---|
平成27年度 | 298 | 26 | ー |
平成28年度 | 180 | 26 | ー |
平成29年度 | 494 | 107 | 52 |
平成30年度 | 1401 | 63 | 350 |
令和元年度 | 977 | 124 | 471 |
令和2年度 | 1450 | 243 | ー |
令和3年度 | 559 | 84 | ー |
令和4年度 | 384 | 17 | ー |
(令和3年度及び4年度のホタル鑑賞会は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止となりました。)
(左写真)旧ホタルハウス(平成25年度~28年度)
(右写真)旧ホタルハウス(平成29年度~令和元年度)
最新ホタルハウス(令和2年度~)
石巻浄化センター管理棟北側に設けられたホタルの飼育施設で、この中に人工堀があります。
平成29年度からネット製のハウスを使用しており、外敵の侵入と内部の気温上昇を防いでいます。
令和2年度からブルーシートをハウス上部に使用しており、ネットの隙間からの雨水を防いでいます。
ホタル人工堀
人工堀(イメージ図)
人工掘は地中で蛹(さなぎ)になるホタルが上陸しやすいよう、岸に向けてなだらかな傾斜がつけられています。
また、堀の中には空気を送る管が通されているとともに,定期的に水の入れ替えが行われており,ホタルの成育に支障が出ないよう環境が整えられています。
(ホタル幼虫) (メダカ)
(タニシ) (カワニナ)
ホタルの幼虫と一緒に、タニシやカワニナといったホタルの餌となる生き物たちも放流されています。
メダカは堀内のボウフラの捕食や水質悪化を感知する役割があります。
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