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建築物の耐震化によって、地震により住宅が倒壊しない場合でも、家具等の転倒防止対策をしていなかったため、家具等が転倒してその下敷きになったり、落下物が直撃して重軽傷を負うことがあります。
このように建物の中は、地震時に家具が倒れ凶器と化してしまう恐れがありますので、地震による家具等の転倒防止対策を行い、安全な住まいにしましょう。
国の地震調査委員会が公表した「宮城県沖地震の長期評価」では、西暦2030年末までに90%以上の確率でマグニチュード7.5~8.0前後の大規模地震(S.53年の宮城県沖地震はM7.4)が起こると予想されています。
過去の地震においては、幸いにも倒壊を免れた住宅においても家具等が転倒し、多くの負傷者が出ました。
震度6強の強い揺れが生じた地震では、家具や大型家電品などの転倒、さらにはこれらの上の置物や収納品の落下・飛び出しなどで多数の人が負傷しました。多くの家では、家具等の転倒防止対策を行っておらず、転倒防止対策として、ひもで結ぶなど簡易な防止対策では用をなさず転倒した例もあります。(大崎・石巻の各広域消防事務組合の調査結果より。)
地震による家具の転倒を防ぐための具体的な方法などについては、以下および関連リンクからも確認できますので、ご活用ください。
・背の高い家具は、鴨居に針金やL型金具でとめる
・背の低い家具は、鴨居に布製ベルトでとめる
・開き戸はとめ金具をつける
地震による家具の転倒を防ぐための具体的な方法(金具、防止器具の取り付け方法)などについては、下記のホームページを参考としてください。
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