麦生育情報(2月10日付調査)
〇古川農業試験場内調査結果
積雪のため調査実施日が2月17日となった
10月中旬播種区
- 草丈は、大麦では「シュンライ」が平年をやや上回り、「ミノリムギ」が平年を上回った。小麦では「シラネコムギ」が平年を上回り、「夏黄金」が平年をやや上回った。
- 茎数は、大麦では「シュンライ」が平年をやや上回り、「ミノリムギ」が平年並であった。小麦では「シラネコムギ」が平年並、「夏黄金」が平年をやや上回った。
- 大麦で葉色が淡くなっており、黄色になっている葉が確認された。
- 幼穂長は、大麦では「シュンライ」が平年より長く、「ミノリムギ」および小麦は平年並であった。
- 幼穂形成始期は、「シュンライ」が1月6日、「ミノリムギ」が1月20日であった。小麦はまだ到達していない。
10月下旬播種区
- 草丈は、大麦では「シュンライ」が平年並、「ミノリムギ」が平年をやや上回った。小麦では「シラネコムギ」、「夏黄金」ともに平年並であった。
- 茎数は、大麦では「シュンライ」が平年をやや下回り、「ミノリムギ」が平年を上回った。小麦では「シラネコムギ」が平年をやや下回り、「夏黄金」が平年を上回った。
- 幼穂長は大麦、小麦ともに平年並であった。
- 幼穂形成始期は、「シュンライ」で2月19日に到達した。「ミノリムギ」および小麦はまだ到達していない。
〇県内生育調査ほ調査結果
12月調査時点で未出芽であった美里「シラネコムギ」、大河原「シュンライ」は出芽が確認された。
仙台「シュンライ」、石巻「ミノリムギ」では幼穂形成始期に達していた。
仙台「シュンライ」、美里「夏黄金」、登米「あおばの恋」、石巻「ミノリムギ」で鳥害が発生した。
生育情報(PDF:662KB)
生育画像(PDF:1,936KB)