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掲載日:2023年5月2日

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場報告第12号 水稲糯新品種「こもちまる」について

水稲糯新品種「こもちまる」について

抄録

「こもちまる」は、「東北糯175号」(のちの「もちむすめ」)を母、いもち病抵抗性が強い早生の糯系統の「東北糯161号」を父として交配し、その後代より育成したいもち病抵抗性が強い晩生の早の良質良食味水稲糯品種である。東北中南部では、晩生の早に属し、中稈で、草型は偏穂重型、耐冷性が“極強”、いもち病真性抵抗性遺伝子型は“+”、いもち病圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちともに“極強”である。耐倒伏性は“やや強”、穂発芽性は“中”、褐色のふ先色を生じる。精白米の白度がやや高く、おこわや餅の食味は良好であり、餅の硬化性に優れ、つき餅は時間が経過しても硬くなりにくい。栽培適地は、東北中部以南である。

キーワード

水稲、糯米、耐冷性、いもち病抵抗性、新品種、こもちまる

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水稲糯新品種「こもちまる」について(PDF:929KB)

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