雄勝漁港におけるスロープの使用禁止措置について

　宮城県が管理する雄勝漁港では、昨今、釣り人による迷惑行為が多く見受けられ、漁業関係者から多数の苦情が寄せられています。特にスロープから出航する水上バイクやプレジャーボートによる迷惑行為が頻発しており、養殖施設や灯浮標の破損、漁場に放置された釣り針等により漁業者が怪我をするなどの被害が生じていることから、漁業関係者からスロープの使用禁止を求める声が寄せられました。

　このような状況を受けて、県では漁港利用のルールに関する看板を設置するなどして、釣り人に対する注意喚起を行ってきましたが、一定期間が経過しても迷惑行為が無くなることはありませんでした。また、漁業関係者からも、県に対して正式にスロープの使用禁止を求める要望書が提出されており、漁港の本来の目的である漁業活動に支障を来している状況であることから、当面の間、関係者以外のスロープの使用を禁止することといたします。

　利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。