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牡鹿半島におけるニホンジカは、昭和40年7月30日「県獣」に指定されましたが、当時は狩猟者でさえもその姿を見かけることはほとんどありませんでした。
しかし、近年ニホンジカの生息数は増大し、その生息域は牡鹿半島から内陸部に拡大し続け、農作物や森林、庭木や家庭菜園等への食害が確認されるなど生活環境や自然環境に対し大きな影響を及ぼしています。
このように、増加・拡大し過ぎてしまい、人との軋轢を生じているニホンジカを適正に管理していくため、県では平成20年度に「牡鹿半島ニホンジカ保護管理計画」を策定し、保護管理の目標を設定しました。
さらに、平成22年度からは具体的な捕獲目標を設定して狩猟による捕獲を行うほか、県の個体数調整事業や市町の有害捕獲事業を効果的に実施し、平成27年度には「宮城県ニホンジカ管理計画」に改定し、現在も「第三期宮城県ニホンジカ管理計画」に基づき、対策を講じています。
なお、「宮城県ニホンジカ管理計画」は、「宮城県特定鳥獣保護管理計画検討・評価委員会ニホンジカ部会」にて検討・承認をへて策定されており、その詳細については、自然保護課のホームページを参照願います。
道路ぎわに現れたニホンジカ
ニホンジカの群れ
人家裏に現れたニホンジカ
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