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ヨーネ病

ヨーネ病の概要

ヨーネ病は、牛の炭疽、結核、ブルセラ病などと同じ家畜法定伝染病です。
ヨーネ病の患畜は、法律に基づき殺処分となり、また、発生農場では同居牛の継続的な検査が必要です。

ヨーネ病の概要
原因 ヨーネ菌(Mycobacterium paratuberculosis)
感染経路 ヨーネ病感染牛の糞便で汚染された乳汁、水、飼料などを介し、経口的に感染します。
特に、感染母牛から子牛に感染するケースが多く、母牛が重度に罹患している場合は胎児への胎盤感染もあります。
症状

慢性の下痢、急激な削痩、泌乳量の低下または停止
ただし、ヨーネ病に感染してもすぐには発症しません。多くは半年~数年後に発症します。そのため、見かけは健康であるためにヨーネ病とは気づかず、感染を広めるおそれがあります。

対策

感染牛の早期発見と淘汰

  • 上記症状を示す牛が見られたら、家畜保健衛生所あるいはかかりつけの獣医師に連絡する
  • 導入牛の着地検査、導入後の隔離飼育と健康観察

畜舎消毒:ヨード剤,塩素剤,フェノール剤,石灰乳の塗布が有効

予防法 現在、ヨーネ病に有効なワクチンや治療法はありません。

ヨーネ病患畜の外貌等の写真です

ヨーネ病定期検査について

平成22年度から、乳用牛及び肉用繁殖牛を対象に、5年間隔で検査しています。

検査対象は24か月齢以上の牛です。

肉用牛 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 令和9年度
登米地域 気仙沼市
東和町
石越町
迫町 登米町
米山町
南三陸町
南方町
津山町
中田町
豊里町
石巻地域 河南町 北上町 桃生町
牡鹿町

石巻市
東松島市

河北町

 

乳用牛 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 令和9年度
登米地域 登米町
南三陸町
気仙沼市
豊里町
中田町 迫町
石越町
東和町
米山町
南方町
石巻地域 北上町 東松島市 石巻市
河北町
河南町
桃生町
牡鹿町

着地検査をしましょう!

ヨーネ病には有効なワクチンや治療法がないため、農場内への侵入を防ぐことが極めて重要です
家保では、着地検査を推進していますので、牛を導入する際にはご連絡ください。

  • 検査手数料:1頭:抗体検査700円、遺伝子検査4,300円(証明書が必要な場合は、1件につき400円)

お問い合わせ先

東部家畜保健衛生所防疫班

登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

電話番号:0220-22-2395

ファックス番号:0220-21-1270

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