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ヨーネ病は,牛の炭疽,結核病,ブルセラ病などど同じ家畜法定伝染病です!
万一,ヨーネ病の発生があった場合,患畜は法律に基づき殺処分となるほか,同居牛の継続的な検査も必要になってきます。
原因 | ヨーネ菌(Mycobacterium paratuberculosis) |
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感染経路 | ヨーネ病感染牛の糞便で汚染された乳汁,水,飼料などを介し,経口的に感染します。 特に,感染母牛から子牛に感染するケースが多く,母牛が重度に罹患している場合は胎児への胎盤感染もあります。 |
症状 |
慢性の下痢、急激な削痩、泌乳量の低下または停止 ただし,ヨーネ病に感染してもすぐには発症しません。(多くは半年~数年後に発症します。)そのため,見かけは健康であるためにヨーネ病とは気づかず,感染を広めるおそれがあります。 |
対策 |
感染牛の早期発見と淘汰
畜舎消毒:ヨード剤,塩素剤,フェノール剤,石灰乳の塗布が有効 |
予防法 | 現在,ヨーネ病に有効なワクチンや治療法はありません。 |
平成13年度より乳用牛を対象に3年間隔で実施してきましたが,平成22年度から肉用繁殖牛を加えて、5年間隔での検査に変更となります。
検査対象は24ヵ月齢以上の牛です。
ヨーネ病には有効なワクチンや治療法がないため,農場内への侵入を防ぐことが極めて重要です
家保では,着地検査を推進していますので,牛を導入する際にはご連絡ください。
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