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口蹄疫ウイルスが原因で、偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)や野生動物(ラクダやシカなど)がかかる病気です。
感染すると、発熱したり、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれができたりするなどの症状がみられます。子牛や子豚では死亡することもありますが、成長した家畜の死亡率は数%程度といわれています。
しかし、口蹄疫は、病原体の伝播力が大変強いことから、ひとたびまん延すれば、長期間にわたって畜産業の生産性を低下させ、畜産物の安定供給をおびやかし、地域社会及び地域経済に深刻な打撃を与え、国際的にも口蹄疫の「非清浄国」として信用を失う恐れがある疾病です。
口蹄疫とは(農林水産省(外部サイトへリンク))
県内での発生はありません。
国内では、平成22年4月の宮崎県での発生を最後に確認されていません。
なお、平成23年2月5日、国際獣疫事務局(OIE)により、日本は清浄国に認定されました。
現在、韓国や中国をはじめとした東アジア地域においては、口蹄疫の発生が継続して確認されています。
口蹄疫に関する情報(農林水産省(外部サイトへリンク))
韓国や中国といった近隣諸国では、口蹄疫が継続的に発生しています。引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期発見に万全を期していただくようお願いします。
畜産農家向けパンフレット「韓国で口蹄疫が発生!(牛用)(PDF:1,027KB)、(豚用)(PDF:734KB)」
海外で発生している伝染性疾病が国内に侵入するのを防ぐため、水際検疫にご協力をお願いします。
中国や東南アジアの国々は、口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ、アフリカ豚熱などの悪性伝染病の発生国であることから、我が国はこれらの国からの動物及びそれに由来する肉の輸入を、原則として、禁止しています。
畜産に関係する仕事に従事している方々が、これらの国々を訪問した際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。また、やむを得ず農場などの畜産関連施設へ立ち入ったり、家畜に接触した場合には、病原体が人や物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。国内への病原体の侵入を防ぐため、皆様方のご理解とご協力をお願いします。
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