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仙台都市圏では、郊外に向かっての著しい人口増加と、それに伴う朝夕の都心方向への自動車通勤による交通渋滞が、交通面からだけではなく環境面からも大きな問題となってきており、将来に向かいこの傾向はますます悪化することが予想されていました。
一方、道路・鉄道などの交通施設整備の見通しは、飛躍的な整備率の向上は期待できない状況であり、施設整備と並行してTDM(交通需要マネジメント)施策の早期導入が求められていました。
このような状況のなか、仙台都市圏では、仙台都心への自動車通勤者を対象に公共交通機関を利用して通勤してもらうTDMの交通実験「杜の都の交通大作戦」を平成11年11月に実施し、TDM施策実施の組織体制づくり、都市圏住民・企業へのTDMのPR、本格導入に向けたデータ収集を行いました。
「仙台都市圏TDM施策推進協議会」は、交通実験の実施のため組織した「仙台都市圏交通実験実行委員会」から、仙台都市圏のTDM施策の実現に向けた取組を継続するため、平成12年4月に設立しました。
協議会では、TDM施策の推進を目的として、平成12~13年度の2年間で、4つの施策の検討と住民・企業へのPR活動の2つの柱を中心に取り組みました。
以下の4つの施策について、ワーキンググループを設置して検討しました。
都市圏住民や都心企業に対して、TDM施策についての意識啓発とPR活動を行いました。
TDM施策推進協議会の資料はこちら
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