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仙台都市圏では、年々自動車交通量が増え続け交通混雑が慢性化しています。このまま自動車が増加すると、道路整備を上回る自動車交通が発生し混雑が激化することが想定されます。また、自動車の増加は大気汚染や騒音・振動等の都市環境へ悪影響を及ぼすとともに、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の発生量を増加させます。
こうした問題を解決するため、私たちは自動車交通だけに頼るのではなく、時と場合によっては公共交通を利用するなど交通手段の賢い選択をしていく必要があります。
そこで、仙台都市圏では、官民一体となって快適な都市生活を実現するための第一歩として、通勤交通と買物交通を対象とした交通実験を実施しました。
収集したデータで新しい交通施策の実現性について話し合い、本格的な施策の実現を図ります。
仙台都市圏で最も深刻な交通問題である朝夕の通勤ピーク時における道路混雑の緩和を目指すため、通勤交通を対象としてP&R(パーク・アンド・ライド)、P&BR(パーク・アンド・バスライド)および都心循環バスの実験を行いました。
鉄道駅近くの駐車場に自動車をとめて、鉄道に乗り換え目的地へ向います。3駅で実施しました。
バス停近くの駐車場に自動車をとめて、快速バスに乗り換え目的地へ向かいます。2箇所で実施しました。(帰宅時にも運行)
JR仙台駅から勤務地まで利用できる都心循環バスを運行しました。(帰宅時にも運行)
日中の時間帯に都心部で公共交通による移動性を高め都心部の活性化を図るため、都心商業地を周回する都心循環買物バスの実験を行いました。
平成11年11月6日~11月21日に実施しました。
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