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宮城県総合教育センターは、宮城県教育研修センターと宮城県特別支援教育センターを前身として、本県の教育に関する調査・研究・提言等を行う機関として、平成25年(2013年)に、名取市美田園に開設された教育・福祉総合施設「まなウェルみやぎ」の中に開所しました。
宮城県教育委員会では、「第2期宮城県教育振興基本計画(2017~2028年)」等に基づき、本県教育の振興を目指し、学校の創意工夫を生かし、子供の充実した学校生活の実現を期すとともに、自立して生きるための基礎・基本の確実な定着を図り、夢と志を持ち、その実現に向けて努力する、心身ともに健やかな子供の育成に努めております。
当センターでは、宮城県教育委員会の方針を受けて、教職員の資質能力向上に向けた研修事業や研究事業、学校や子供たちを支える支援事業を展開しております。
研修事業では、「みやぎの教職員に求められる資質能力(育成指標)」のもと、教職員の経験年数や職能に応じた基本研修や、教科・領域、生徒指導、特別支援教育、情報教育に関する専門研修、総合研修など様々な分野の研修を実施しており、教員自身が高い使命感と教育への強い情熱を持ちながら自らの資質能力を向上させることができる研修を目指しております。また、事務職員研修においては、「みやぎ人財育成基本方針」を基に、創造性豊かで自律的に行動する職員の育成を図ることを目標にしております。
研究事業では、本県教育の課題解決を目指した研究を推進するとともに、実践力向上研究にて指導実践に係る研究に取り組み、授業力等の向上を図る支援をしております。
支援事業では、指導主事派遣事業にて学校現場のニーズに応える支援を展開するとともに、教育相談事業において教職員をはじめ学校生活に悩みを抱える子供たちやその保護者の方々の支援を行っております。
当センターの事業の一つに「科学巡回訪問」があります。センターの前身の一つである宮城県教育研修センターが開設された昭和43年当時から続く事業で、理科に関する実験を通して、科学的な見方や考え方を育むとともに、子供たちの探究する心に火を灯すことを目指した取り組みです。訪問する県内各地の小学校では、毎回子供たちの輝く笑顔が見られます。このように、子供たちが学ぶ喜びを得て、主体的に学びに向かおうとする意欲を持ち続けることが学びの原点であると言えます。当センターは、各事業を通じて本県教育の充実を目指すとともに、学校教育を通じて社会を支える人材の育成に寄与できることを願い、日々研鑽を積んでまいります。御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
御覧いただく当センターのホームページには、研修会の受講に際してインターネット上で申し込みや受講履歴を管理するシステム、eラーニングを用いて研修するシステムを備えております。また、授業づくりの研究資料や校務に役立つ動画コンテンツなど、教育に関する情報も掲載されております。これらが研修や研究、授業づくりなど、学校教育の一助となることを願って止みません。
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