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総合教育センターでは、県内の小学校を訪問し、児童対象理科教室と教員対象研修会を実施しています。
本県児童の問題解決の力を育成する理科指導力向上を目指して、本センターの「理科教室」に関する専門研究の成果を活用しながら、以下の指導・支援を行う。
昭和43年の発足以来、令和6年度で57年目を迎えました。この間、訪問した学校数はのべ1,097校にのぼり、これまでに児童119,066名、教員11,416名が参加しました。
全校児童参加で実施します。児童との出会いの場であり、科学の楽しさや不思議さを目の前で感じ取ってもらう場でもあります。児童の心を引き付ける実験等の見学を通して、科学に対しての興味・関心が高まり、問題解決の力が育つようにしています。
次の6つの内容から1つを学年・学級ごとに実施します。
空気、水、電気、磁石に関して、問題解決の過程に沿って実験を行い、理科の見方・考え方を働かせながら問題解決の力が育つようにしています。
身近な事物の観察を通して、自然の事物・現象に対する興味・関心を育てるとともに、児童の観察能力を高め、自然を愛する心情が育つようにしています。
ものづくりの過程や作品で遊ぶことを通して、児童の知的好奇心を高めるとともに、日常生活に生かされている自然の仕組について実感を伴って理解し、問題解決の力が育つようにしています。
自作エアカー(ホバークラフト)の原理を紹介し、乗車を体験する教室です。見えない空気の存在や働きを理解するとともに、日常生活に生かされている様々な自然の法則に興味・関心を持つきっかけとしています。
タブレット型PCを使ってボール型ロボット(「Sphero BOLT」)を操作する教室です。ロボットを、課題解決のために自分が命令したとおりに動かすことを通して、プログラミング的思考が育つようにしています。
身近な場面設定を起点に、ものづくりやプログラミング等を通して、教科横断的に問題解決に取り組む教室です。発想力や実社会での問題解決に役立つ力が育つような内容にしています。
児童が理科の見方・考え方を働かせられるような事象提示や教師の働き掛けについて、気付くことができるようにしています。身近な素材を用いた観察、実験の事例や児童が興味・関心を持ち、理解しやすい教材・教具、指導資料や授業案を活用した理科の授業などを紹介、提案しています。
学習指導要領の理科の目標、問題解決の力、全国学力・学習状況調査の理科の問題について、わかりやすく解説し、児童が理科の見方・考え方を働かせられるような事象提示や教師の働き掛けについて、気付くことができるようにしています。また、身近な素材を用いた観察、実験の事例や児童が興味・関心を持ち、理解しやすい教材・教具、指導資料や授業案を活用した理科の授業などを紹介、提案しています。
講義内容を基に、問題解決の力を育成するための授業づくり、観察、実験のポイントや教材・教具の取扱法などを、具体的に学べるようにしています。
あらかじめ提出された理科学習指導上の諸問題について、情報の提供や交換をしながら相談・回答にあたるとともに、薬品の取扱と管理について指導・助言を行います。
科学巡回指導訪問の様子や理科の授業づくりの研修支援、教材の提案等については、みやぎ理科支援ナビ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
みやぎ理科支援ナビ:理科の総合ウェブサイト(pref.miyagi.jp)(外部サイトへリンク)
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