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木幡 健一さん
出発:平成26年3月
受入国:ネパール
職種:農業協同組合
配属先:協同組合局
ネパールという言葉を聞いて皆さんは何を連想されますか?エベレスト、アンプルナなど9つの高峰(8000m超)を抱えるヒマラヤでしょうか?インドと中国の二つの大国にはさまれた国というイメージでしょうか?
私たち家族がネパールに来て、4ヶ月目を迎えました。首都のカトマンズ県は人口170万人で中心地のカトマンズ市は人口100万人、仙台と同じくらいの人口規模です。因みにネパールの人口は2600万人です。
ネパール人気質は一言でいうと温和で親切、そんな感じでしょうか。満員のマイクロバスに乗っていると、若い青年が席を譲ってくれます。話をすることが好きで、朝役所に行くとどこからともなくスタッフが集まり、お茶(ネパール紅茶)を飲みながら話が始まります。
ネパールでの仕事は朝10時00分から5時00分までで、昼休みは1時00分から。一日の半分が停電なので自家発電を動かしながらの仕事と生活です。日本の日曜がネパールでは土曜にあたり、こちらでは日曜は通常の仕事の日になります。勿論、銀行や店も日曜から仕事が始まり金曜まで営業します。ネパール人は音楽や踊りが好きな人たちが多く、町を歩いているとよく楽器を鳴らしながら大勢の人が歩いているのを見かけます。(結婚式とか何かのイベントがあるときのようですが)
ネパール語は日本語と語順が同じで比較的覚えやすい言語かもしれません。といっても60代半ばでの新しい言語習得は大変です。日常会話は何とかOKですが、仕事での会話になるとまだまだです。言葉を聞き取り理解するまで、或いは言葉を見て理解し反応するまで、時間がかかります。
さて、ネパールは今、雨期に入っていますが、9月には季節が変わり観光シーズン到来です。ネパールの観光地であるポカラやチトワン、ヒマラヤのトレッキングにご家族で来てみるのはいかがでしょうか。
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