掲載日:2024年7月2日

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宮城県知事記者会見(令和6年7月1日)

知事定例記者会見

【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)

【知事発表項目】熱中症予防の注意喚起について

村井知事

熱中症予防についてのお知らせをいたします。

今日から7月になりました。これからは、気温が30℃以上の日が続くことが多くなり、「熱中症警戒アラート」や「熱中症特別警戒アラート」が発表される可能性も高くなります。

アラートが発表されるような暑さが厳しい日には、外出をなるべく控え、運動は中止するなどの対策を行ってください。

部屋の中でも熱中症の危険はあります。我慢せずにエアコンを使ったり、喉が渇く前に、小まめに水分・塩分を取るなどの対策を行ってください。

特に、高齢の方、お子様、障害をお持ちの方は熱中症になりやすいので、周囲の方々も気を配り、声をかけ合って、熱中症に注意するようお願いをいたします。

なお、県では熱中症対策の一環として、連携協定を締結をしております大塚製薬様のご協力の下、熱中症対策に関する啓発を行います。明日、7月2日から2週間、県内のファミリーマートにおいて、レジ前のデジタルサイネージで啓発動画が放映されます。

県民へのPRということで依頼がありましたので、私がナレーションを行いました。こちらのディスプレイをご覧ください。

〔動画再生〕

素晴らしいナレーションでございました。

これはファミリーマートにレジがありますけれども、お金払う、レジの上にデジタルサイネージがあるそうです。ファミリーマートの全てのお店ではなくて、宮城県にあるファミリーマートの半分くらいだそうでありまして、このような形でデジタルサイネージがあるということでございます。

報道機関の皆さまにおかれましては、熱中症予防の注意喚起にご協力をお願いいたします。詳しくは資料をご覧ください。

私の義理の父も熱中症で倒れて、そのまま亡くなってしまいました。それが原因で。すぐには亡くならなかったんですけれども、それで体が動けなくなってしまって亡くなりました。従って、私も身近に熱中症で倒れた人がいますので、その恐ろしさを、痛感しております。しっかりとPRをよろしくお願い申し上げます。

以上です。

Q

熱中症予防の注意喚起ということで発表があったが、その他、県として熱中症の対策、呼びかけ以外で何かあるか。ここに書いてあるクーリングシェルターの開設は市町村の取組だと思うが、県として呼びかけ以外に自治体の取組とか、ほかに熱中症対策、呼びかけ以外で何か今回力を入れてやられることはあるか。

村井知事

議会でも発表いたしましたけれども、学校です。特別支援学校の体育館にエアコンというか、冷たい空気が出る設備なんですけれども、これを今年は早めに全ての特別支援学校で入れることにいたしました。特に教育の場面、そこでしっかりと子どもたちが安心して教育を受けられるような形に環境を整えていきたいと思っています。

Q

学校の関係で、これまでも警戒アラートの日など、注意することがあると思うが、あらためて今期学校にこういうふうな対応という呼びかけはあるか。

村井知事

やはり気温が高くなっていますので、ある一定以上になりましたならば、運動をある程度制約をするといったことを教育委員会で考えていただいていると聞いております。

また、今まで、県立学校の全ての教室への設置は終わっていますけれども、理科室だとか、そういった今まで設置されていない部屋についても、逐次エアコンの設置を進めています。

Q

ナレーションで村井知事のほうが注意をしたこと、感じたこと、県民の皆さま向けに思いを込めたことがあれば教えてほしい。

村井知事

皆さんにぱっと気がついていただけるように、めりはりをつけて、通常のデジタルサイネージだとあまり皆さん関心持ちませんので、おやっと思ってぱっと見ていただけるように、そして、水分を多めに、そして、こういったスポーツドリンクのような塩分も入っているようなものをなるべく飲んでいただきたいというようなこと、そういったところを心がけました。

記者発表資料(PDF:433KB)

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女川原発再稼働に向けた訓練について

Q

東北電力が先月26日に、女川原発2号機の再稼働に向けて6月中に予定していた二つの訓練の実施が遅れていると発表した。再稼働に影響はないということだったが、知事としてこの件についてどのように見ているか。

村井知事

訓練というのは、大規模な自然災害などを想定した大規模損壊訓練、それから、重大事故時に原子炉を冷やす手順などを確認をするシーケンス訓練、この二つの訓練があるそうであります。今後の流れとしては、シーケンス訓練と大規模損壊訓練を行った後に、燃料装荷をし、原子炉起動に係る各種試験検査をして再稼働ということであります。

この訓練が遅れているとのことで、全体としてスケジュールがかなりタイトになると思いますけれども、やはり安全最優先でございますので、しっかりとした訓練を行った後に、今言った手順どおり再稼働に向けて準備を進めていただきたいと思っております。

その訓練が遅れても予定どおり再稼働するということになれば、燃料の装荷であったり、原子炉起動に係る各種試験検査に時間的なしわ寄せがくるということになると思います。再稼働の時期に合わせて、そういった訓練をしっかりと行っていただきたいと思っております。

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クマ出没警報の発令について

Q

先日、クマの出没警報を県として発表したが、去年は人身被害が出たが、クマの警戒について、ご所見を伺う。

村井知事

クマによる被害防止につきましては、県民の皆さまにはこれまでも基本的な遭遇防止対策を取って注意をいただいているところでありますけれども、例年ですと7月はさらにクマの目撃等の件数が増えることから、特に、クマの生息域となる山林に入る際などは注意が必要な状況となっております。

県としては、人身被害の防止に向けまして、引き続き、クマの目撃位置情報をホームページで公開するとともに、Xやフェイスブックなどを活用し、クマの生態や被害防止対策などの情報発信を通じて注意喚起を実施していくということであります。

Q

クマについては、昨年度、指定管理鳥獣に新たに指定されて、捕獲というか、個体数を保ちつつ人とのバウンダリーを取るということをやるということだったが、まだその指定管理鳥獣になってからの取組があまり見えていない。国からの方針待ちと聞いているが、どのように人との接点を避けることをやっていくのか。

(担当課)

自然保護課でございます。確かにまだ国のほうから示されていないのですけれども、今、記者の方が話されたように、国のほうからは、イノシシやニホンジカとは違って、過度の捕獲をするのではなく、本当に危害を及ぼすような危険なもの、市街地へ入っていく前の緩衝地帯に出てくるようなクマに対して、どのような対策を取っていくかということを重点的に取り組むこととしており、国のメニューなどもよく見させていただきながら、これから検討していきたいと考えております。

村井知事

やはり市街地で銃を撃つわけにはいきませんので、わなをどう仕掛けるのかとか、今言ったように緩衝地帯をどのようにしてつくっていくのかということも大きな課題になってきます。ただ、緩衝地帯と言っても面積は大変広いので出没するようなところにわなを仕掛けていくというようなことが重要になってくるのかなと思います。

Q

せっかく指定管理鳥獣になってメニューが拡充されるというのに、結局、出没シーズンの7月をそのまま国からの方針が出る前に迎えてしまったわけだが、この国の対応のスピード感について、知事はどのようにお考えか。

村井知事

保護という観点と危害を加えるクマを駆徐するというその側面、両方ありますので、慎重に考えておられるのだと思いますが、やはりタイミングとしては遅いと思います。

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南三陸町「旧防災対策庁舎」の町有化について

Q

南三陸の旧防災対策庁舎が今日から県から町の管理になる。あらためてこちらの場所をどういう場所であってほしいとか、町に対して、これからの行動についてどういったことを求めていきたいか教えてほしい。

村井知事

当初20年間というお約束でしたけれども、町のほうから返還を求めるということでございましたので、町の要望に合わせたというところでございます。

あの場所は、恐らく、岩手・福島も含めまして、人が、生き残った方もおられるのですけれども、亡くなった方もおられる唯一の施設だと思います。そういった意味では、ほかの震災遺構と比べても非常に意味のある施設だと思います。

今後、どのような形で保管し続けるのかということは町がお決めになりますけれども、非常にシンボリックな施設であることは間違いございませんから、同じような災害があったときに、人の命が救えるような、そういう啓発、啓蒙につながるものとして大切に保管をし、そして、多くの方に伝承していただければと思います。

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職員用名札表記の検討状況について

Q

県内の各自治体や仙台市の交通局など、カスハラ対策や安心して働ける環境の整備で、職員の名札の表記が苗字だけになっているところが増えている。県はフルネームの表記だが、これを変更していく考え、今のところ検討しているか、教えてほしい。

村井知事

今のところ検討していないですけれども、特にフルネームで問題があったというようなことはまだ報告は上がってきておりません。

Q

今後もこのままでいくということか。

村井知事

特に問題がなければですね。

昔は小さな挟むバッジだったんです。小さすぎて見えづらかったということと、あと、女性がポケットのない服を着ているので、ピンで服に穴が開いちゃうんですよね。女性の皆さんの職員のお洋服が傷ついてしまうということで、こちらに替えたんです。

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令和6年能登半島地震の復旧支援について

Q

今日で能登半島地震から半年になる。知事の今までの受け止めと、今後の県としての支援の在り方について伺う。

村井知事

半年たちましたけれども、報道のとおり、まだ公費解体があまり進んでいないような状態であります。

私が震災後、石川県能登町に視察に行ったときに、これはかなり遅くなるだろうなというのは感じました。国にも、かなりこれは時間かかりますよと、厄介ですよというお話をさせていただいたのを今でもよく覚えています。

まずは、高齢化が進み、少子化が進み、人口減少が進んでいる地域の再建・復興でありますから、皆さまで意見を酌み交わし、意見がまとまってから次のステップに進むのではなくて、まずは瓦礫の処理をしながら、解体を進めながら、次のステップに進んでいく、同時並行で進めていくことが重要なのではないかなと思います。

県の支援ですけれども、短期の派遣は、県が255人、市町村が150人ということで、405人現地に派遣をしておりました。今後、中長期の派遣ということになります。現在、県から11人、市町村から12人の23人が派遣をされております。宮城県は、富山県に1人、石川県庁に6人、それから、能登町に4人ということで11人派遣をしております。これは、しばらく落ち着くまでは継続したいと思っております。

Q

重ねてになるが、今回半島の難しさというところと高齢化のところということも知事はおっしゃっていたが、その2点が大きいと言われている遅れの原因だったが、その原因について特に何か思うところがあれば聞かせてほしい。

村井知事

半島で非常に交通の利便性が、宮城県のようにいろいろな道路が縦横に走っているわけではなくて、どうしても半島という特性上、また山が多いものですから道路が限られている。そこでああいう大きな災害が起こったときには、陸の孤島というところが多数出てきてしまう。また、復興するにしても復旧するにしても、まずは道路を直さなければいけないんですけれども、それは簡単にいかない。また、上水下水、こういったものの整備も非常に難しいと、そういった特徴を持っていると思います。宮城県、東日本大震災は比べようもないような大きな被害でありましたけれども、ある意味復旧復興は石川県の能登に比べれば、やりやすい面もあったのではないかなと思います。今後は、同じような地域がたくさんありますし、太平洋側に大きな災害が近いうちに来ると言われておりますので、そういったようなことも考えながら政府は対応するべきだろうと思います。

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県アンテナショップの今後の在り方について

Q

宮城ふるさとプラザのアンテナショップのことについてであるが、県としてはもし後継店舗が見つかったとしても家賃補助とかはしないという話だったと思うが、ただ、もし後継店舗があれば連携はしていくというお話しだったと思うが、改めて具体的にどういうふうに連携していくという案があれば教えてほしい。

村井知事

今まで池袋のアンテナショップ、大変大きな意義があったと思うんですけれども、東京にいるいろいろな人に確認をしたら、意外とご存じないんですね。当たり前ですよね、あれだけの大都市で、1,400万人(強)からの人がいて、たくさんの人が通っているといっても一部の人に限られているということです。

この間、イオンさんの板橋店で東北フェアがあって、私行ったんですね。そうすると、全国のイオンの中で板橋店が一番、面積当たりのお客さんが多いお店らしくて、大変なにぎわいでした。東北フェアですけれども、宮城のものをたくさん目立つところに置いてくださっていまして、非常に広いイオンの売場の中で、宮城県の工芸品なども目立つところに置いてくださっていまして、通常だとなかなか売れないようなものを売ってくれて、飛ぶように売れていました。ああいうのを見て、アンテナショップ、一本足打法では駄目だなと。いろいろなところでいろいろなことをやっていただいていますので、そういったところとどんどん連携をしていって、つながりを持っていくというのが重要なのではないかなと。アンテナショップがあれば全てうまくいくということではない。しかも今、オンラインでいろいろなものが売れるようになってきておりますので、今まではそれでもよかったのかもしれませんけれども、これからの時代は、そういった多角的にいろいろなところと協力をしてつながっていく。しかもイオンさんの場合は、県は1円もお金を出していないんです。県がお手伝いしたのは、いろいろなお店を紹介して、いろいろな物産を紹介してお連れしたくらいでありまして、人件費を除くと具体的なお金の支援というのは一切していないんですよね。ですから、そういういろいろな効果があることをつなげていくというのがこれから重要なのではないかなと考えております。

したがって、アンテナショップが要らないわけではないんですけれども、もしそういうことをされるということであれば、そういうイオンさんでしたようなお手伝いはさせていただけるのではないかなと思っています。

ほかのところにそういった財政的な支援をしていないわけですので、アンテナショップでなければならないということであるならば、アンテナショップをやるというのは物産振興協会さんが決めればいいことで、それに対しての是非を私のほうで言うべきではないんですが、ほかのところでやっていただいているのと同じような協力関係でやっていきたいということであります。

Q

そういう接点を増やしていくということでオンラインでも力をこれから入れていくというようなお話しだと思うが、5月にやった懇話会のときに、例えばOMO方式など、例えば試食とかをしてもらってオンラインのサイトで買ってもらうというような形を取るというのが県のほうでもあったかと思うが、やはりそういった形を取る中で、なかなか食べ物は売れにくいんではないかというような話も出ていたかと思うが、それに関して知事のお考えを聞きたい。

村井知事

デパートの物産展なんかはまさにそういうやり方をやっていまして、デパートに持っていけるものが限られていて、売れる商品は売り切れになってしまうんですよね。そういうのに今言ったような仕組みをつなげていけばいいのではないかなと思っています。ふるさとプラザでなければやれないことでは決してないだろうと思っているということです。

Q

試食して、その商品がその現地になくて、例えば食べておいしかったから今日の夕御飯に買って帰りたかったというような意見も出るのではないかという声もあった。やっぱりそういう食品で、デパートとかでもそういう方法があるとは思うが、ちょっと難しいんじゃないかというような意見に関してはどういうふうに考えているか。

村井知事

生ものを大量に持っていくというのは、非常にまたこれコストがかかることですので、費用対効果を考えながら、それでも十分ペイできるということであれば現地に持っていけばいいと思いますし、なかなか簡単にいかないというようなものであれば、今言ったような方法を考えていく。ハイブリッドでいいんじゃないかなと思っています。

Q

アンテナショップについて聞きたいのだが、オンラインも確かにあるし、イオンさんでも出店、店舗内店舗みたいな形の出店もあると思うが、ふるさと納税とかもある、そういう中で、アンテナショップというものの役割は終わったのか。県はこれまではアンテナショップをやっていたわけで、アンテナショップというものは役割を終えたのか。それとも、今まだ役割があるとすれば、知事は、アンテナショップの役割というのはどのように考えているか。

村井知事

決して役割が終わったとは思っておりません。ほかの県でまだやっているところもありますし、決して終わったとは思っておりませんが、常に何でもそうですが、費用対効果というものを考えなければならないということです。毎年1億円以上の予算を投じてやってきましたけれども、それを別のほうに振り分けるほうが効果が大きいのかどうか、それをよく考えながら、これは県民のお金、税金ですので、そこはよく考えなければいけないのではないかなと考えているということなんです。

Q

あえてアンテナショップ、多角的にいろいろ効果があると、組み合わせ等もあるとおっしゃっていたが、オンラインだとどこでもいつでも買えるという長所があるが、アンテナショップについてのメリットというのはあまり上がらない感じなのか。

村井知事

いや、実際現物で宮城のものがかたまってありますので、宮城のものがどんなものがあるのかなと思って入っていったら、いろんなものが置いてあって、それを手に取っていただけるというのは、それはものすごいメリットだと思うんです。

ただ、やはりそのためには目立つ場所に置かなきゃいけない。家賃が高い、人件費もかかるというようなことがありますので、そういったこともよく考えながらよく検討していく必要があるということです。メリットがないわけでは決してないと思います。費用対効果の問題だということです。

Q

今の補足というかアンテナショップのことであるが、これは今までも、家賃が高いというところが一番ネックだったと思うが、だとすればイオンさんの話でセットでやるというところが大切だということである。とすれば、家賃を抑えて、だったらどこの県でもやってないような、千葉県の僻地でどこかに持っていって、コストコのようなところと合体してというやり方次第だと思うが、その点はいかがか。

村井知事

そうですね。そういうのも一つの考え方かもしれませんよね。家賃のかからないようなところ。ただ、なかなかそこに人が集まっていただけるかどうか、そこもよく考えなきゃいけないかもしれませんよね。いろいろ民間で工夫して商売されていますので、物産振興協会のほうにはそういったようなこともよく見ながら検討していただければなと思っています。

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海水温の上昇に伴う県の対応について

Q

真珠の件だったんですけども、真珠構想を表明されて、メディアでも報じたところもあったが、仙台放送ではトップニュースで扱わせていただいたが、実現したら面白い話だと思うが、ただ知事の下に反応というか、何か届いていたら教えていただきたい。

村井知事

私のほうには来てないんですけど、担当のほうにはいろいろ問合せが来たみたいですね。間違っていただくと困るが、やりなさいって言ったわけじゃないですよ、検討してくれって言ったんです。皆さんからあった質問が、ホヤが非常に今、獲れなくなっているがどうしますかということで、一つの方法としては、獲れなくなっているものをどうやって獲るかという研究も重要だし、対策も重要なんですが、併せて新しい分野も広げるべきじゃないかと。そこで一つ、真珠というのも面白いアイデアじゃないかなと思って今日指示したんですっていうぐらいで、検討を指示しただけですからね。

でも、やっぱりメディアの皆さんが食いついただけあって、いろいろ反響がありました。できるかどうか分からないです。実際今、真珠を作っているところは暖かいところばかりですから、新聞に、気仙沼市長のコメントもありましたけれども、寒流と暖流がぶつかるこの場所でできるかどうか私には分からないですけれども、とにかく最初からできないではなくて、いろんなものをチャレンジして研究していって、ただイセエビが獲れるようになっているということは、だんだん環境が近くなってきているというのは間違いないと思いますから、そういったようなことも将来を見越して研究していくというのも行政として重要なことではないかなと思います。

たまたま披露しましたけれども、もう毎週の幹部会でそんなことをどんどんどんどん研究してくれ検討してくれとどんどん出していますので、それでうまくいくものもあればうまくいかないものもありますので、そのうち一つを披瀝したら、結構盛り上がったということです。

Q

県のほうに届いた反響というのはどうか。前向きだとか面白いというようなものなのか、具体的にどう検討しているのかみたいなものなのか。

村井知事

どういう考え方なんだと。どういうふうにやるつもりなんだと、どこでやるつもりなんだという、結構そういう質問が上がったようなんですけれども、まだ全然そういうのもなくて、たまたまそういうふうな検討を指示したということなんです。

いろいろ指示してるんですよ。銀鮭からイクラは取れないのかとか。いろいろやってみたら取れないんですよ、うまくいかないんですよ。難しいんですよね。ですからいろんなことをやっぱりチャレンジしてみようと。今やっていることをずっと続けていくだけじゃなくて、研究機関を持っていますから、今度陸上養殖ができる施設も、立派な施設を造ったんですよ。今ある施設が、クマが出るようなところなんですけれども、それはもうやめようと。大和の奥のほうなんですけれども。そういう研究施設が新しくできますから、そういった陸上養殖なんかの施設を使っていろいろ研究をしていきたいなと思っています。テーマとして、私も関心あることをどんどん投げかけていっているということなんです。

Q

真珠のことに関してだが、指示をされたのが先週だということなので、あまりまだ進んでいないかと思うが、進ちょく状況とかの報告はあるか。

村井知事

まだ全く入ってきていないです。でも意外と職員も前向きに捉えて、しっかりといろいろ調べましょうと。まず、三重県とか愛媛と言いましたかね、そういった養殖しているところがありますので、そういったところに行って現地でいろいろ課題なんかを聞いてきたり、今どういう状況なのか、水温がどれぐらいであればうまくいくのかとか、そういったようなことをいろいろ調べてくると言っていました。調査中ということです。

 

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