スマートフォン版を表示する

印刷用ページを表示する

掲載日:2023年12月12日

ここから本文です。

宮城県知事記者会見(令和5年12月11日)

知事定例記者会見

【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)。

  • 【知事発表項目】なし

4病院再編について

Q

病院関連の質問を2問行いたい。1点目は、先日の議会で精神医療センターの分院化、サテライト化を具体的に進めるという話が出て、その後、規模や立地については議論はこれからだということを話している。具体的に示したい具体性、ある程度の方向性などがあると思うが、示したい時期や目標があれば伺いたい。

村井知事

合併症への対応ということがまず大前提にありますので、そういった意味で本院は富谷に行く、これは間違いなくそのように進めたいと思っております。本院を補完する意味で分院、サテライトを名取、恐らく名取になると思いますけれども、名取のほうに造りたいと考えております。ただ、やはり2つに分けるということになりますと、今いる人員で対応していただく、これ以上人を増やすということは難しいと思いますので、患者さんの目線だけで物事を判断するのはなかなか難しい。当然ですが、どの場所に、そしてどのくらいの規模で、どれぐらいの職員で対応していけばいいのかというようなことを考えなければなりません。これを県の職員だけで考えることは到底できませんので、まずは現場の精神医療センター、院長をはじめスタッフの皆さんに現実的な対応ができるにはどうすればいいのか、そこを考えていただくことになります。

当然、今大方針として精神科に限らずですけれども、地域移行を進めるということでありますので、将来的にだんだん地域移行を進めていくということも考えていかなければいけないと思っていますので、そういった大きな方針を私のほうで示した上で、精神医療センターのほうでまず考えていきたいと思います。これはいつまでもだらだらと進めるわけにはいきませんで、これがある程度固まらないと本院のほうも決まってまいりません。本院決まってはいるんですけれども、本院にも影響が出てまいりますから、本院と分院の全体のバランスがある程度具体的な(ものが)見つからないと基本合意が進みません。従って、なるべく早く一定の方向性が出るようにしてまいりたいと思っています。現時点において期日までにどのくらいのというようなことを申し上げることはできないということです。

Q

関連してもう一問、議会で、次の日曜日17日には住民説明会を初めて県として行うということで、基本合意前に行うということなら、基本合意を山登りに例えて何合目かという質問が出ているが、あらためて今何合目辺りと言えるか。

村井知事

精神医療センターと労災、がんセンターと日赤さんで前々からお話ししているように進み具合が違います。正直申し上げて、日赤さんとがんセンターのほうが話は前に進んでいるということです。今の段階でそれぞれ何合目というのはなかなか難しいんですけれども、少しずつ少しずつ前に進んでいるのは事実であるということです。

Q

本院と分院のバランスの規模とかの話だが、今まず、院長先生をはじめとするセンターにまず考えてもらうというお話だったが、その先の決定のプロセスというか、現場の方を交えた県の案みたいなものが出されて、その先はどのように議論していく、決めていくというようなことを考えていらっしゃるか。

村井知事

現時点でまだそこまでは考えておりません。まずは原案を作ることを最優先にしたいと考えているということです。

Q

この間のぶら下がりの取材ですと、東北大の先生も交えてという話をされていたが、センターなり東北大なりの先生を交えた検討会みたいなものを作るおつもりなのか。それは県の案を固めるための検討会なのか。県の案を議論するための検討会なのか。パターンはいろいろあると思うが、その辺もまだ未定なのか。

村井知事

まだ未定です。ただ、いずれにしても医師の派遣は東北大を中心にということになります。まだ医科薬科大学のほうは学生が出て、基礎的な勉強をしているような段階ですから、すぐにというわけにいきません。まずは医師の派遣は東北大学さんにいろいろ相談することになりますから、いやが上にも東北大学さんも一緒に加わって議論いただくということにはなると思います。幸い病院機構の張替理事長が東北大学の病院長でもありますから、そういった意味では非常にやりやすい関係にはあると思います。

Q

これまでのそもそもセンターを移転するという話、再編するという話を決めたときも、当事者の意見を聞かなかったのではないかということが、ある意味ハードルになって、出てきた案についても、これは当事者の声を反映しているのかというような反応で、その先の議論に進まなかったという経緯があると思うが、今回の本院、分院どうするかというところに当事者の声を入れるのか。

もう1点は、仙台市立病院との連携というのも議会側からの要請があったが、本院、分院の話を決めるときに市立病院との相談はあるのか。

村井知事

まず、市立病院のほうとは、病院というよりも仙台市といろいろ今打合せを始めているところであります。それから、患者さんの考え方については、これは当然聞かなければいけないとは思っていますけれども、何でもそうですが、まず大きな枠組みを決めないで、さあどうしましょうかということになると、恐らく意見がいろいろ出てきて何も固まりませんから、今までと同じように、まずはしっかりと県の考え方、精神医療センターの考え方の議論を固めた上で投げかける。その上でいろいろご意見を聞いて、また微修正をしていくという形にしたいと思っています。

患者の意見を全く聞かないということにはならない。もともとそういう、本来からそういうつもりでいたということです。

Q

あえてもう一言伺うと、さあどうしますかと言ってほしかったというのが、今までの患者さんの意見だったのではないか。県側の意見を、これが県側の意見だと示される前に、さあどうしますかと聞いてほしかったというのが患者さんの声だと思うのだが。

村井知事

恐らくさあどうしますかというと、また一歩も動かないでくれということになるに決まっていますから、それでは全くこの4病院の再編問題というのは前に進みません。やはり物事というのはこれに限らず、何でも皆さん全部自分らに決めさせてくれということをおっしゃいますが、それでは何も物事が進みません。今回の4病院の再編というのは非常に大きな構想です。仙台市から病院が2つ出ていくという話でもありますし、合併症への対応というのもありますし、救急搬送時間の短縮という話もあるということでありますから、そういった大きな構想の中で考えないといけない。

また、富谷に本院を置くということで、本院において合併症への対応をしっかりしていかなければいけないということでありますから、同じような規模の病院を2つ造るということは当然不可能です。財政的にも難しいということですから、まずは大きな枠組みを作った上で、現実的に病院としてこれなら対応できるといったようなことを決めていただいた上で、患者さんにこういった話でというものを投げかけていきたいと思います。ただ、病院と話し合う中で、いつのタイミングで患者さんのほうのご意見を聞くような形になるのかというようなことも、全く患者を無視するということではないです。どのタイミングで入ってくるのかということも病院とよく調整しながら進めていきたいと思います。

Q

もちろん県が患者さんの意見を無視して、県の案を作ると思っているわけでは全くないが、今までのやり方を修正してより受け入れてもらうためには、やり方を変える必要があるのではないかと思って質問した。

村井知事

はい。それも病院側とよく話し合いたいと思います。サテライトを作るということまでは、当然私のほうで意思決定しないといけないと思います。その先については、精神医療センターとよく話し合いをしながら、ただ同時にスピードを上げてやっていきたいなと思います。

Q

確認の質問になるが、審議会との関係性のところで、富田会長と以前からお話をして今後の在り方を考えたいということだが、当面のサテライト案の進め方というか説明の仕方についても、サテライト案も含めて今後富田会長と話すという理解でよろしいか。

村井知事

そうですね。そして、その上で富田会長が審議会にどういうふうに話をしていくのか。やっていい悪いということをお諮りする場ではないので、諮問をしておりません。ですから結果こういう風に方針を変えたということについて説明の場を会長が作るということであれば、担当がしっかり説明することになると思います。

Q

会長の方針に県としては従うということか。

村井知事

そのやり方については会長の方針に従うということですね。

ページの先頭へ戻る

自民党政治資金問題について

Q

前回の知事会見でも出たが、自民党派閥のパーティー問題、政治資金問題の件で、そもそもノルマだとかキックバックみたいなことを知事自身も聞いたことがあったのか。その後、官房長官の更迭報道もあるなど、かなり広がってきているが、あらためて受け止めを伺う。

村井知事

私は地方政治家ですから、聞いたことがありません。見たこともありません。更迭問題にまで波及しているということでございますが、これは私たちの伺い知るところではない部分で行われていることでありますから、ぜひしっかりと調べて、それぞれの政党、また政治に対する信頼感にもつながる、不信感にもつながることだと思いますから、つまびらかに事実を表に出していただきたいと思います。

Q

宮城県民にとっては特に県関係の議員の方たち、自民党の方たちに説明してほしいという意見もあるようだが、説明責任はどのように考えるか。

村井知事

御存じの方もいれば全然事実を知らない方もおられると思いますので、全ての国会議員にそれを求めるのも酷ではないかなと思いますが、もし御本人が何らかの形で関与されているのであれば、それは自主的に公表なさっていただきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

宿泊税の導入について

Q

先週の一般質問でもあったが、宿泊税の件で、県内経済を見ながら税を導入していく話があった。今お考えの中にあるスケジュール感や構想があればお願いしたい。

村井知事

宿泊税自体、私は今も必要だと思っています。議会に提案までしました。提案して取り下げたというのは、あれが初めてだと思います。今までで議案に出したものを取り下げたというのは初めてですよね。

それは必要性がない、あるいはやってはいけないと感じたのではなくて、コロナがどんどん蔓延していって宿泊客が減ってきている中で、宿泊事業者をこれ以上傷つけるわけにいかないということから、断腸の思いで取り下げたということであります。従って、その必要性についての思いは一向に変わっておりませんから、いつかのタイミングでまた出さなければいけないという思いを持っているということであります。

県内経済の回復状況でありますけれども、今後、ホテル旅館生活衛生同業組合あるいは東北観光推進機構、みやぎ観光振興会議等の関係者の皆さまから意見を伺った上で、県内経済の回復状況、宿泊状況などを確認した上で、いつのタイミングでやるかということを考えていきたいと思っています。制度設計については、1回議案で出していますから、それを大きく変えるようなことはないだろうと思います。

Q

ということは、額についても基本的に方針を変えないということか。

村井知事

基本的にはその思いでありますけれども、今後いろいろな事業者と話し合っていく中で、ご意見が出れば見直すこともあり得るとは思いますが、1回議案として提出したくらいですから、完成形という形で出したものを変えるにはそれなりの理由が必要だと思います。

Q

仙台市も同じように今、先行して進んでいるが、足並みをそろえる必要性はどう感じているか。

村井知事

そうですね、その点についてはまだ仙台市さんと打合せもしておりませんけれども、出すタイミングについては検討して考えていきたいなと思います。

ページの先頭へ戻る

ガソリン税「トリガー条項」について

Q

国会のほうでガソリン税を減税するトリガー条項の凍結解除が議論になっているが、県民からするとプラスになるが、地方税としては税収の減少につながる可能性があると思う。このトリガー条項の凍結解除についての知事の見解を伺う。

村井知事

消費税と同じですよね。大変即効性があって効果はあると思いますけれども、一旦それをすると、今度また元に戻るのに大変なエネルギーが必要になってくるということで、その必要な分については補助金なり交付金なりを上乗せして、それで賄っていって、よくなればその補助金なり交付金を落としていく。それでまた元に戻していくというやり方が、私は正しい姿ではないかなと思っています。地方税に関わってくるような問題になりますが、慎重に対応して判断していただきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

大阪・関西万博への「東北絆まつり」の出展について

Q

11月17日には仙台市と県の連名で、万博に東北6県祭りの企画書を出したということだが、県としてどういった働きかけをしたのか。

村井知事

万博につきましては、これは国のイベントであります。従って、決してオリンピックのように首都開催といったようなものではなく、日本で開催する万国博覧会ということでありますから、これは皆で力を合わせて支援をしていかなければならないということです。まして、私は、今全国知事会の会長で、大阪・関西万博対策推進本部の本部長、副本部長が大阪の吉村知事ということになっていますから、何としても成功に向けて協力をしていくということが大事だと思っております。

大阪・関西万博につきましては、大阪万博推進本部というものを立ち上げまして、万博開催に向けた取組を都道府県間で共有するなどして機運醸成を図っています。海外への観光PRに当たっては、都道府県単独ではなくブロック単位で魅力を発信していくということが非常に重要でありますから、東北一体となって万博を契機とした東北の歴史、文化、食等のPRの取組を進めていきたいというようなことが、このような形になったということでございます。

Q

万博のパビリオンの建設が遅れたり、時期が延びたりということがあるが、それに関してはどうお考えか。

村井知事

この間のパリ万博も、スタートしたときまだパビリオンが全部出来上がってなかった(訂正:遅れていた)ということです。日本の常識は世界の非常識ということがあって、日本人は本当に真面目で生真面目ですから、スタートするのはきれいに完成した形でということでしょうけれども、先進国であるフランス(訂正:前回)ですらそういう状況であったのであれば、少し心に余裕を持って準備したほうがいいかなと思います。ただ、やはりせっかくだったらスタートしたときに、きれいな完成した形でのパビリオンを皆で歩いて盛り上げたいなという思いは、私も持っております。こればかりは、ちょっと私どものほうでお手伝いできませんので、なるべく簡素化をして、効率的な万博運営というものを目指していただきたいなと思います。

ページの先頭へ戻る

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は