掲載日:2022年4月20日

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宮城県知事記者会見(令和4年4月18日)

知事定例記者会見

【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)。

【知事発表項目】新型コロナワクチンの早期接種のお願いについて

村井知事

1点目は、新型コロナワクチン早期接種のお願いになります。
全国のみならず、県内でも新型コロナウイルスの新規感染者数は高止まりの状況が続いております。現在、新型コロナワクチン3回目の追加接種を進めておりますが、県内の4月13日現在の接種率は約47%で、これは残念ながら全国第32位と下位のほうに位置しております。特に20代、30代の若者の接種率は25%程度にとどまっており、資料裏面のデータに記載のとおり、この層は県内で新規感染が多い年齢層になります。
若年層では重症化率が高くないとも言われておりますが、新型コロナウイルスに感染いたしますと、無症状の場合でも7日以上、発症した場合は10日以上も仕事や学校を休むこととなり、他人との接触も制限されるなど、不自由な生活を余儀なくされてしまいます。また、重症化や後遺症に苦しむ場合もあり、ご自身やご家族をはじめ今後の生活に大きな影響を及ぼす場合もあります。
ワクチン接種は重症化予防のほか、感染や発症を予防する効果が認められており、ワクチン接種はこうしたリスクの低減が期待できる最も有効な対策の一つとなります。
現在、オミクロン株がBA-1系統からBA-2へと置き換わりが進み、感染者数が増加に転じる可能性も高まってきております。このため、今後の感染拡大を抑えていくためには、このワクチン接種をできるだけ早く進めていくことが重要となります。
まだワクチン接種をお済みでない方は、接種券が届き次第お早めに、また、可能な方につきましては、お出かけの機会が増える大型連休前に接種を受けていただきますようお願いいたします。
なお、ヨドバシビルの大規模接種会場では、平日の夜間も含め、毎日接種を行っておりますので、お気軽にご利用いただければと思います。

Q

今、発表いただいたワクチンが32位にとどまっているというところについてだったが、今、知事のほうから下のほうの順位という言葉もあったが、この理由についてどのようにお考えになっているか教えてほしい。

村井知事

当初は12位前後だったんですね。従って、全国的には接種が進んでいる県だったんですけれども、だんだん下がってきてしまったということでございます。特に、お示ししましたデータのとおり若い人の接種が非常に低調である、これが接種率低調の大きな要因となっております。若い人たちは、副反応を恐れている、またかかってもそれほど重症化しないというようなことからですね、また、お忙しいと、いろいろ活動されているというようなこともあろうかと思います。そういった理由から接種を後回しにされているんだと思いますが、周りの方に感染を広げてしまうという問題、また、かかってしまいますと無症状の場合でも7日以上行動を制約されてしまうということでありますので、社会全体でコロナウイルスを抑え込むためには、やはりみんなで協力をしてワクチン接種をするということが何よりも重要だと思って今日発表した次第であります。

Q

なかなか若い人の接種が進まないということで、具体的にどういうふうにやっていくかという部分だが、昨年、たしかプレゼントキャンペーンのようなものをされた時期もあって、そういったキャンペーンをまたされるようなお考えがあるのかということと、あと、若い人にとっては、周りの人、身近な人であったりとか、俳優さんであるとか、そういった若い世代の人が接種を促すような情報発信があると届くのかなと思ってはいるが、そういったSNSを使ったものであるとか、みやぎ絆大使の方を活用されるようなキャンペーンとか、何か具体的な、こういった呼びかけ以外に具体的な押し上げをするような策というのはお考えか。

村井知事

まず国ですけれども、国では若年層の接種加速の取組を進めておりまして、高校生、大学生向けのリーフレットを作成し広く広報するほか、大規模接種会場で実施いたします大学生等の接種について、必要経費を補助するということにしております。

県でも、東北大学ワクチン接種センターにおきまして、一般の方の接種とは別に大学拠点接種枠を設けておりまして、大学生等を対象とした優先接種を実施しております。東北大学ワクチン接種センターは、若者が多く集まる仙台駅周辺の利便性のよい場所に設置しておりますので、学校の帰りや休日のお出かけなどに合わせて積極的な接種をお願いをしたいと考えております。

当然、ネット等でいろいろな検索ができるよう県のHPにバナーを載せるようなことはしております。また、今後は、さらに状況を見まして、訴求性の高い絆大使のような方にお願いをするといったようなことも考えていかなければならないかなと思っております。やはり大学のご協力をいただいて、大学から直接学生のほうに働きかけていただくというのは非常に有効ではないかと思っております。

Q

ワクチンの接種が進まないというところの状況の前提のところを質問させていただきたいが、県や市町村の接種の会場とかのキャパとか、そういった提供側の状況は十分マックスに提供が可能な状況にあるのかどうか。つまり、個々人の意識の問題のほうが大きいということでよろしいか、そこを確認させてほしい。

村井知事

供給側に全く問題はないと思います。接種券が届けば打ちたい人はすぐ打てるような体制を整えておりますので、やはり気持ちの問題だと受け止めております。

Q

これは事務方にお聞きしたほうがいいかもしれない。大規模接種会場の今空き状況とかというのはどういう状況になっているのか。

新型コロナワクチン接種推進室

ワクチン接種推進室でございます。
大規模接種会場、現在、1日5,000名を上限に接種できる体制を取っておりますけれども、だいぶ曜日ですとかそういたところによってかなり接種の人数が変わってきております。例えば金曜日とかですと最近ですと3,000名ほどの接種者がおりましたけれども、逆に金曜日以外の平日のほうは数百名にとどまっている日も結構あるような状況でございます。

村井知事

ゴールデンウイーク前でお願いしますけれども、ゴールデンウイーク期間中もやっていますよね。ですから、ゴールデンウイーク期間中はみんな休みなので、熱が出たり副反応があるかもしれませんので、そういった機会をぜひ活用していただきたいとに思います。

Q

今回の件と直接ということではないかもしれないが、やはり若い人が特に副反応とかが強く出る傾向にあって、それが1日で済まず2日とかかかったりするということもあって、それが進まない理由の一つにはなっているのではないかと思う。もっと年上の人でもそういうふうな話はよく聞いたりするので。そういう点から考えると、ワクチンの種類とか、今後国のほうでいろいろ配分してくるものだとは思うが、ワクチン接種を早期に進めるためには、ワクチンの種類みたいなところについても、もっと踏み込んできちんとやっていかなければいけないという話もあるのではないかと思うが、その辺いかがか。

村井知事

ワクチンの種類は主に2種類しか今日本でありませんので、その点についてはやはり国としてよく考えるべきだと思いますが、われわれといたしましては、打てるワクチンを打っていくということと、医療的な見地から、専門家からどちらのワクチンを打っても効果は同じであると聞いておりますので、そういったことに対してしっかりと広報していくということが重要だとに思っています。

Q

ちょっと直接関係するか分からないが、自民党のワクチンの接種に関するプロジェクトチームというのがあって、そこが先日、4回目の接種について、重症化リスクの高い高齢者とか基礎疾患のある人に限定して進めるべきだというふうに提言案を示したという報道があった。こういうもし方向に進むとすれば、若年層に打ってくださいという今のメッセージなんかもちょっと相いれないのではないかと思うが、知事はどういうふうに受け止めるか。

村井知事

それは4回目のワクチンですので、3回目のワクチンについては、ほぼ全ての国民、一部の子どもを除いて国民は打てるということになっておりますので、3回目については皆さんに協力をお願いをしたいと思います。その上で、4回目のワクチンについては、国の判断に従ってまたわれわれはしっかり準備をしていきたいと思っております。

Q

今の自民党のプロジェクトチームが示したような方向性に進んでいったとしても、それが知事としては従うということか。

村井知事

自民党の決めたとおりというよりも、国、最終的に責任を負う国が判断した方針に従うということであります。

記者発表資料(PDF:204KB)

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【知事発表項目】「宮城県中小企業等事業再構築支援補助金」の申請受付開始について

村井知事

次に、2点目でございます。宮城県中小企業等事業再構築支援補助金の申請受付開始についてになります。
先月28日のこの定例記者会見の中で、新型コロナウイルス感染症に伴う事業者支援パッケージを発表いたしましたが、この補助金は本日4月18日を事業開始予定としたもので、今回申請受付を開始することから、皆さまにあらためてお知らせをするものであります。
補助金の概要ですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって業況が悪化し、経営の維持向上に支障を来している県内中小企業・小規模事業者等が行う新分野展開や業態転換などの事業再構築に関する新たな取組を支援するものであります。
具体的には、国の事業再構築補助金を活用して新分野展開等に取り組む県内の事業者に上乗せ補助を実施すると共に、国の補助金に採択されていない事業者に対し、県独自の補助を実施することとしたものであります。
補助事業の内容ですが、上乗せ補助につきましては、国の事業再構築補助金に採択された県内中小企業等で、国の補助率が3分の2を超えない事業を実施している事業者を対象に補助するものであり、補助率は国の補助対象経費のうち、事業者の自己負担分の3分の1以内、上限額500万円としております。
次に、県独自の補助につきましては、国の事業再構築補助金に採択されていない県内中小企業等で、新分野展開や業態転換などを行う事業者に対し、売上げ減少などの一定の要件の下、補助を実施するものであり、補助率は補助対象経費の3分の2以内、上限額500万円、下限額50万円としております。
申請受付期間は、上乗せ補助が令和5年1月31日まで、県独自の補助が来月31日までとしており、電子メールまたは郵送での受付となります。なお、予算上限に達する見込みとなった場合は、期限前でも受付を終了する場合がございますので、お早めに申請していただきたいと思います。
詳しい内容は、専用ホームページに掲載しているほか、本日からコールセンターを開設しておりますので、ご活用いただければと思います。

記者発表資料(PDF:784KB)

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【知事発表項目】宮城県制150周年記念事業「宮城の魅力発見!」活動企画の募集について

村井知事

3点目は、宮城県制150周年記念事業「宮城の魅力発見!」活動企画の募集についてであります。
県では、誕生150周年を記念した取組の一環として、県内の大学生が、地域の伝統・文化、歴史等を踏まえた宮城の魅力を探求し、宮城の将来を創造・発信する活動を応援する取組を実施いたします。
具体的には、学生グループを対象に活動企画を募集し、テーマ設定や独創性などの視点で企画内容を審査の上、採択グループに対し最大10万円の活動助成金を交付するもので、5グループ程度の採択を予定しております。
募集期間は6月22日までとしており、7月上旬の採択決定後、夏の期間中に活動していただきます。活動成果につきましては、11月1日に開催の記念式典で発表いただく予定としております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、学生の皆さまにとっても活動が難しい状況が続いてきましたが、この夏、地域の魅力を探求いただき、宮城の将来を展望していただく活動につながればと思っております。アイデアあふれる企画をお待ちしておりますので、周知についてよろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。

記者発表資料1(PDF:183KB)

記者発表資料2(PDF:894KB)

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3月16日の福島県沖を震源とする地震における県独自の支援について

Q

先月の震度6強の地震から週末16日で1か月となった。いろいろ被害もあるが、特に住宅の被害について、国の支援の対象になりにくい一部損壊が非常に多いというところがあり、県独自の支援というのを、今現在、この被害に対して考えておられるかお伺いする。

村井知事

現在、いろいろ調査を継続中ですけれども、昨年2月の地震よりも被害が大きい可能性があると考えております。全壊世帯が昨年は5棟だったのが現時点で30棟、全壊世帯が30棟ということでございます。り災証明の申請件数も、昨年が1万6,000件強だったんですが、今回は約2万1,000件ですね。そういった形でかなり被害が出ているということでございます。
住宅被害に対する支援につきましては、災害救助法によって準半壊以上の被害に対する応急修理制度が適用となるほか、山元町の全壊世帯が5世帯を超えたため、4月11日付で同町に被災者生活再建支援法を適用いたしました。現在、被災市町村ではり災証明の調査を鋭意進めております。今後の被害状況に応じて適時適切に法の適用を決定してまいりたいと考えております。
また、本県での今後の独自支援の実施につきましては、被害状況を注視しつつ、厳しい財政状況や市町村の意向を踏まえながら総合的に考えていきたいと考えております。補正予算で何らかの対応ができるかどうか、今検討中ということであります。

Q

それは一部損壊も含めてということか。

村井知事

一部損壊というと、本当にちょっと壁にひびが入ったやつも全て入りますので、やはり生活がその後継続できるかどうかというところを基準に考えていかなければならないと思います。

Q

先ほどの質問で出た住宅への独自支援の話だが、何らかの対応を検討していくというお話だったが、例えば、まだ制度設計はこれからになると思うが、家屋の被災区分とか、どれくらいの額を補助できるかだとか、その辺はまだこれからのことなのか。

村井知事

私が言おうとした趣旨は、国の被災者生活再建支援というルールがあって、同じような被害が出ているのに、それから漏れる人が出てくる可能性がある。そこに対しましては何らかの手当てが必要ではないかと考えているということです。同じ地震で同じ宮城県内で被害を受けたけれども、同じ程度の被害なんだけれども、あるAという自治体に、ある自治体に住んでいれば対象になって、あるBという自治体に入っていれば対象にならないというのは、少し納得ができない部分ではないかなと思いますので、そういう部分に対して支援ができないかということを考えるべきだろうと思っておりますが、国が考えているルールを、それに上乗せをするような形でというのになると、そもそも国のルールとは何なのかということになるということと、やはり生活が再建できない、生活が困るといったような部分を支えるというのが趣旨ですから、ちょっとでも被害があったら何でも対象になるというのは、ちょっと幾ら何でも税金の使い道としては難しいのではないかと考えているということを先ほどお話ししたということであります。まだこれから制度設計ですので、これ以上聞かれても答えられないです。

Q

一応確認だが、そうすると、先ほど山元町は支援法の適用の対象地域になるからということで、ただ、被害のデータを見ると、角田市も全壊は9棟あって、適用は10棟以上で結構ぎりぎりな部分になるが、これからさらに調査していければ適用対象になるかもしれないが、例えば今の話だと、この角田は9棟のままで適用対象外になった場合、そういった自治体に対して、自治体の被災者に対してそういう県の何らかの支援はやっぱりあるということでいいのか。

村井知事

可能性があると。まだこれからです。もしかしたらできないかもしれません。そういうことを検討するように指示をしているということです。ただ、やるとは決めたわけではありません。

Q

地震関連で1問質問させていただく。今日、全体で運休になっていた阿武隈急行が一部で開通したが、まだ危険な状況もあるということで、県として鉄道の被害というのをどう受け止めているかということと、今後の支援というのの方針がもしあればお伺いしたい。

村井知事

阿武急は、令和元年東日本台風で大変な甚大な被害を受けまして、やっと復旧して通常どおり運行できるようになりましたら、また今度大きな被害が出た。令和元年の台風のときには宮城県側が大きな被害が出たんですが、今回は福島県側が非常に大きな被害が出たということだそうであります。復旧工事を仙建工業さんというJR系の会社が請け負うことになっているんですが、今、JR本体が非常に大きな被害が出たということで、阿武急さんのほうにはちょっとなかなか手が回っていないそうでありますけれども、住民の皆さんにとっては非常に重要な鉄道でありますので、できるだけ急いで復旧工事をしていただけるように県としてもお手伝いをしなければいけないと思っております。
まずは、会社としてどのような形で復旧をして再開をし、お客さんを呼び込んでいくのかということをまず会社として考えていただいて、それをまず福島、そして宮城県と宮城県内の三つの自治体、市、町とでよく協議をいたしまして、お手伝いをさせていただくことになるだろうと思っています。いずれにしても、あの沿線は非常に人口減少、過疎化が進んでおりますので、経営面では非常に苦しい、大変になっていると思いますが、住民の皆さんにとってはなくてはならない足だということでございますので、維持できるように協力しながら取り組んでいきたいと思っております。

Q

今、お手伝いという言葉で述べられたが、これは財政支援も検討しているという趣旨か。

村井知事

そういうことを含めて考えております。いずれにせよ、あの鉄道は単体で経営してですね、経営を継続するというのは難しい会社でありまして、まず宮城県と福島県、そして宮城県と福島県の沿線の市、町、市町村ですね、がみんなでお金を出し合ってお手伝いをしなければ経営は維持できないということであります。しっかりと財政的な分担のルールというのは決まっておりますので、そのルールに基づいて沿線の自治体とよく協議をしながら、県としてお手伝いできることをしっかりしていきたいと思います。
難しいのは、福島県とも調整しなければいけない。福島県の自治体のほうにも関係してくるということであります。市や町も影響してくるということでありますので、私が一存で、今ここでこういうことをしますよということを申し上げることはできないということをご理解いただきたいと思います。ただ、何もしないというわけにはいかないだろうと思います。

Q

必要に応じて、例えば議会に予算を計上するということもあるのか。

村井知事

あり得ると思います。また、国の支援もいただかなければならないということですね。

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気仙沼市長選について

Q

昨日になるが、気仙沼市長選で現職の菅原さんが無投票で4選を決められた。震災以降、被災地の首長さんとして共に復興政策に取り組んでこられたと思うが、まずは菅原さんの4選に関するご所感と、また、震災10年以降、インフラの整備が完了しつつある中で、今後被災地の首長としてどのように共に復興に取り組んでいかれたいか、お考えを聞かせてほしい。

村井知事

菅原さんは、3期12年、震災の直前に市長になられて、この11年間共に復興を歩んでまいりました。三陸縦貫自動車道の全線開通であったり、また気仙沼大島大橋の開通、こういったようなことが次々と実現しました。また、気仙沼市は被害が大きかった分、復旧・復興がやや遅れてはいますけれども、着実に復興できている。また、政治力が認められて県内の市長会の副会長になられて、市長会の取りまとめにも汗を流しておられる、全県的な活動もされている。こういったようなことが結果的に市民の皆さまに評価をされて、無投票ということになったのではないかと思っております。
ただ、まだやるべきことはたくさんございまして、新型コロナウイルス、またウクライナ情勢等、この影響による原油高、こういう影響もありますので、地域経済を立て直さなければなりませんし、気仙沼市もご多分に漏れず人口減少という傾向が続いておりますので、そうした中で気仙沼市をハードだけではなくてソフト面も含めて活性化をさせていくために、汗をかくことが非常に重要だと思っております。
県としては、気仙沼市の実情に合わせて支援をしていきたいと考えてございますので、まずは気仙沼市からいろいろな要望が出てまいりますから、その要望にできるだけ応えるようにしていくということが何よりも重要だと思っております。

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仙台市西公園における花見客の感染対策状況について

Q

先週の記者会見で、西公園含めてお花見会場が非常ににぎわって、あまりドンチャン騒ぎするのはいかがかなというような趣旨のお話をなさっていたと思うが、この週末も含めてかなり若者中心に出て、いわゆるドンチャン騒ぎと称してもいいんじゃないかというような光景も繰り広げられていたように思った。その辺、知事どのようにお受け止めになられたか教えてほしい。

村井知事

これはやはりワクチン接種の低調というのとリンクすると思うんですけれども、やはり意識の問題ですよね。危機感が足りないということだと思います。ドンチャン騒ぎの程度にもよると思うんですけれども、マスクを外して大きな声でやっては、屋外であったとしても感染のリスクは当然あるわけですし、現在まだ感染症の2類という位置づけですので、何かあった場合にはかなり大きな社会的な影響を与えてしまう、社会活動に影響を与えてしまうということに対する自覚が私は足りないのではないかなと思います。

Q

例えば西公園の場合だと、仙台市のほうで用意したお花見会場であったりしてということもあるわけだが、ある意味、勝手にやるのと違って、行政が絡んだ形であのようなお花見会場をやり、その結果、行政は関与していないものの、そのようないわゆる自覚が足りないような状況になったということについてはどうか。

村井知事

会場の管理は自治体が行っているわけでありますので、全く責任がないとは言えないと思いますが、併せて経済の活性化というのもこれは重要な要素だと思います。そういった意味では、この2年間、ほとんどそういった活動ができなかったという県民、市民の、市町村民の思いをしっかり受け止めたという私は一つの証左でもあると思います。従って、だから駄目だとか、だからいいというのではなくて、両方回していけるようにしっかりと考えていく。それに対する啓蒙活動、というのがわれわれにとって非常に重要なのではないかなと思います。

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参院選宮城選挙区の自民公認候補について

Q

また参院選関連で大変恐縮だが、12日、次の参院選の自民党の公認候補に桜井さんが決められて、知事ご自身も県議の後輩として石川光次郎県議を支援されてきて、もちろん桜井さんとも震災の復興を含めていろいろお付き合いがある中で、先日の質問の中では、世論調査で決定するというのも一つのやり方ではないかという考え方を示されたと思うが、あらためて、この決定の仕方と、今回の公認が決まったことに関して、知事としてはどのように受け止めれおられるかお伺いする。

村井知事

この決定の仕方については、自民党が決めることでありますので、私がコメントする立場にはないと思います。党員の皆さんがこれでいいというルールで決めたのであれば、それでよろしいのではないかと思います。
それから、桜井さんが決まったことに対する受け止めですけれども、これもそういうルールで決まった候補者であるということでありますので、ぜひ自民党の候補者として頑張っていただきたいと思います。小畑さんもすばらしい候補者だと。県会議員として活動されておられますので、議会での質問などしっかり聞いておりましたけれども、よく勉強されている、国会議員になるにふさわしい候補だと思いますし、桜井さんは実績についてはもう皆さん既にご存じのとおりでありますので、ほかに候補者が出るかどうか分かりませんが、今のところ2人ということであれば、しっかりと自分の政策と、各党の政策を訴えた上で県民の審判を仰いでいただきたいと思います。

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山元町長選について

Q

山元町長選の結果に関してちょっとご質問したいが、4選を目指した齋藤さんと橋元さんの対決というか、だったと思うが、4選を果たせなかった結果に対してまず受け止めをお聞きしたい。

村井知事

齋藤町長は県職員OBでもあり、また、震災のときに町長になられて、この11年間、一緒に復興を頑張ってきた仲間です。そして、まちづくりですけれども、私は、山元町のまちづくりというのは一つのコンパクトシティの私はモデルだと非常に高く評価をしております。今回当選された橋元さんは、面識があるかもしれないですけれども、あまり今までお付き合いがなかった、どれぐらいお付き合いがあったか記憶にないぐらいのお付き合いだということでありますので、齋藤町長のところに応援に行きました。しかし、これは町民が選ぶ結果でありますので、しっかりと受け止めるべきだと思います。橋元新町長には、ここまでつくったコンパクトシティをさらに大きく発展をさせていただきたいと思います。当然、新町長に対しましてしっかりと県として協力しながら仕事をしてまいりたいと思います。

Q

投票率自体20ポイント以上上がっているが、齋藤さんと橋元さんで、町政刷新なのか継続なのかということで非常に鋭く対立したと思うが、一般化するわけじゃないが、いわゆる地方選挙での投票率向上というか、ポイントが上がる点で何かヒントとか、何か知事の目からあるか。

村井知事

齋藤さんは前回も選挙でしたので、今回急に投票率が上がった理由は私にはよく分からないんですが、やっぱりそれだけ争点があったのではないかなと思います。私には見えない争点です。

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広報課企画報道班

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