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記者発表資料 |
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令和5年8月2日 自然保護課野生生物保護班 担当:仁木・洞口 電話:022-211-2673 |
宮城県内において6月、複数のツキノワグマによる人身被害の発生などから、県内全域に「クマ出没注意報」を発し8月2日まで継続していましたが、依然、クマと遭遇しやすい状況であるため「クマ出没注意報」を継続します。
今年度のクマ目撃等情報は4月25件、5月90件、6月131件、7月156件(見込み)と増加傾向にあり、昨年度と比べても6月分から増加傾向が続いています。
県では、「クマ出没シーズン予報」において、「平年より出没が多い見込み」としており、特に餌の少なくなるこれからの夏の時期は、食べ物を求めてクマの行動範囲が広がります。
夏休みに入り、山でのキャンプやトレッキング、河川敷でのバーベキューなど、レジャーを楽しめる時期であるとともに、クマの行動範囲に近づきやすい時期でもあります。
クマの行動が活発になる朝夕の時間帯や単独行動を避け、クマ鈴やラジオをつけるなど十分な対策をとって注意して行動しましょう。また、ジュースやお酒の飲み残しや食べ残しはクマを含めた野生動物の餌付けになりやすいため、必ず家に持ち帰るなど適切に処分しましょう。
山林内でクマに遭遇したときは、急な動作をするとツキノワグマを刺激し襲われる可能性が高いので、落ち着いて、静かに背中をみせないように離れましょう。
もし、クマに襲われたら、地面に腹ばいになり、両手で首の後ろをガードして首や頭を守りましょう。リュックなどを背負っていれば背中は守られます。
ツキノワグマの生態や出没情報については,県のホームページをご覧ください。
【参考】
年度 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 |
目撃等 件数 |
904件 | 504件 | 1,642件 | 880件 | 1,035件 | 883件 | 1,280件 | 680件 | 549件 | 360件 |
人身被害 |
4件 |
1件 |
6件 |
3件 |
1件 |
6件 |
1件 |
2件 |
5件 |
2件 (2人) |
(令和5年度の出没件数は,令和5年7月25日公開時点)
※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。
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