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記者発表資料 |
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令和5年11月6日 自然保護課野生生物保護班 担当:仁木 電話:022-211-2673 |
10月23日(月曜日)から宮城県内全域に「クマ出没警報」を発し、11月6日(月曜日)までを警報期間としておりましたが、依然としてツキノワグマ目撃等件数は増加傾向にあるため「クマ出没警報」を11月30日(木曜日)まで延長します。引き続き、クマへの注意と警戒をお願いします。
県内の今年度のクマ目撃等件数は11月1日時点で862件となっており、10月の目撃等件数は過去5年平均の約3倍となっております。また、人身被害は6月に2件発生しており、隣接県では(岩手県・秋田県)人身被害が継続して発生しています。
クマは主にブナの実などを食べていますが、県の堅果類豊凶調査結果による予測では、凶作であり、11月においてもクマの出没が高い水準で推移することが予想されます。冬眠前の脂肪を蓄える時期でもあるため、多くのエサを求めて、人里におりてくることもあります。
引き続き、朝夕の行動を避ける・クマ鈴やラジオを鳴らす・多人数で行動する・生ゴミは持ち帰るなど、ツキノワグマと遭遇しにくい対策をとって注意して行動しましょう。
ツキノワグマの生態や出没情報については,県のホームページをご覧ください。
【参考】
年度 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 |
目撃等 件数 |
904件 | 504件 | 1,642件 | 880件 | 1,035件 | 883件 | 1,280件 | 680件 | 549件 | 862件 |
人身被害 |
4件 |
1件 |
6件 |
3件 |
1件 |
6件 |
1件 |
2件 |
5件 |
2件 (2人) |
(令和5年度の出没件数は、令和5年11月1日時点)
※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。
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