静岡県の幼稚園バス置き去り事件を受け,独自に実施した調査結果について

記者発表資料
令和4年9月20日 総務部私学・公益法人課学事班 担当：石濱,熊谷 電話：022-211-2264

1調査概要

• 調査期間：令和4年9月9日から令和4年9月15日まで
• 調査対象：県内私立幼稚園（幼稚園型認定こども園含む）140園
• 回答率：100％

2調査結果

幼稚園バス関係

1.園バスを運行している園：133園

2.運行形態

自園運行	114園
外部委託	15園
自園・委託併用	4園

 

3.園バス運行に関するマニュアル作成園：101園
※園バス運行に関するマニュアルの作成は義務ではない

学校安全計画関係

1.作成している：136園

2.見直しの頻度

毎年	66％
必要に応じて	29％
見直していない	5％

 

3.安全計画に園児のバス乗降に関する記載有り：75園

園児の出欠確認関係

点呼を実施	130園
保護者からの連絡	6園
その他	26園

複数回答有り

園内の情報共有関係

職員会議で情報共有	139園
再発防止策を検討し職員で共有	139園
設置者に事故報告	112園
情報共有の基準はなく,各個人判断	0園
その他	13園

複数回答あり

3調査結果の受け止め

今回の調査結果を受けて,全ての幼稚園が幼稚園の送迎バスから出欠の確認までの間で確認する手段を講じており,置き去りがないよう適切に対応されていることが確認できた。

4今後の対応

今回の調査結果について,学校安全計画と危機管理マニュアルを混同していると思われる園もごく少数であるが見受けられたため,現在国が実施している緊急点検とそれに基づく実地調査において再度確認を行い,今回の事故に限らず,園内の安全を確保いただき,安心して保護者が子どもを預けることができる環境にしていくよう助言や支援を行っていきたい。

詳細

令和4年9月20日記者発表資料（PDF：436KB）