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記者発表資料 |
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令和5年3月3日 新産業支援班 担当:平葭【電話:022-211-2722】 |
宮城県産業技術総合センターでは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」で、(株)馬渕工業所、東京大学生産技術研究所と共同で、地熱・温泉熱・産業系廃熱などの未利用廃熱を活用し発電を行う、有機ランキンサイクル(ORC)発電システムを開発しました。
つきましては、その内容について説明するブリーフィングを下記のとおりオンラインで開催します。
(株)馬渕工業所、東京大学生産技術研究所、宮城県産業技術総合センターは、NEDOの「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」を活用し、優れた発電出力と国内最高レベルの省エネ化を両立した「独立型有機ランキンサイクル(ORC)発電システム(5kW級)」を開発しました。
今回開発したシステムでは、従来の5kW級ORC発電システムと比較して40~50kW低い熱量で同等の発電出力を実現しています。これは、発電機を稼働させるスクロール式膨張機の省エネ性では国内最高レベルのものとなります。
また、本システムでは、工場などから出る廃熱で発電した電力をバッテリーに蓄電し、これを利活用することで、安定的な電力供給を行うことが可能となります。これにより、地域社会におけるエネルギー供給のバックアップ体制の強化を図るものです。
宮城県産業技術総合センターでは、3D(3次元)計測装置による加工精度(10μm程度)の検証や設計・加工の妥当性評価を担当しました。
令和5年3月6日(月曜日)午後1時30分から午後2時30分まで
Microsoft Teamsを使用したオンライン方式(詳細は別紙のとおり)
※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。
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