聴覚支援学校の学科改編について

記者発表資料
令和4年7月21日 特別支援教育課教育指導班 担当：江嵜 電話：022-211-3647

概要

聴覚支援学校（高等部）の学科改編を下記のとおり実施します。

実施年度

令和6年度

学科改編の理由

現在、聴覚支援学校の高等部及び専攻科では、産業工芸科、機械システム科、被服科、理容科の4つの専門学科を設置している。各学科1学年当たり1学級とし、1学年32人を定員としているものの、在籍生徒数は一桁台になることが多く、年によっては欠学級が生じることもある。また、大学への進学、事務・サービス系の業種への就職を希望する生徒や重複障害を有する生徒が増えており、多様化する進路の実現が求められている。障害の有無に関わらず、社会の中で自分の役割を自覚し、活躍できる生徒を育成するためには、生徒や保護者のニーズを踏まえながら、時代の要請に対応した学科改編が必要である。

学科改編の内容

【改編前】専門学科4学級（産業工芸科、機械システム科、被服科、理容科）
【改編後】普通科1学級、専門学科2学級（工業技術科、生活デザイン科）

学科改編後の各学科の目標

【普通科】

• 準ずる教育課程：基礎学力の向上を図り、個性を生かし社会人として多方面に進むことができる一般的な教養と社会の変化に対応できる生きる力や態度を育成する。
• 知的障害を併せ有する者の教育課程：社会生活に必要な基本的な知識や態度を身に付け、自ら考え、行動できる力と態度を育成する。

【工業技術科】

各産業で必要となる機械・電気・デザインについて学習し、これらの知識・技術を基礎としたものづくりをとおして、社会に貢献できる人材を育成する。

【生活デザイン科】

ヒューマンサービス（福祉・保育）や生活産業（衣・食・住・情報）に求められる力を身に付け、生活・職業の両面で自立を目指す人材を育成する。

記者発表資料

記者発表資料全文は以下をご参照ください。

記者発表資料（PDF：145KB）