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富県宮城の実現に向けて前向きに取り組む企業や子育てを応援する環境づくりに取り組む団体等を村井知事が訪問する「“みやぎの現場”訪問事業」を12月1日(水曜日)に実施しました。
この日は,北部地方振興事務所管内の広域大崎圏(2町)において「有限会社氏家農場」,「キョーユー株式会社」,「株式会社舞台ファーム美里グリーンベース」を訪問しました。
最初に訪問した涌谷町の「有限会社氏家農場」は小ねぎや青ねぎなどを栽培する企業です。
県内では初めて生産者自らがねぎのカット及びパック詰め施設を建設し,生産・加工・製品化する一連の管理体制を構築しています。また,ねぎの根を残して可食部位である茎葉のみだけ収穫する加工・業務用ねぎ類の利点を活用するなど,従来の年3回の収穫から年5回収穫する技術を確立して生産の拡大と省力化を実現しています。
概要説明の後,知事はねぎのカットを行う加工工場を見学しました。
(有限会社氏家農場)
次に訪問したのは,精密機械部品や精密金型部品を製造する「キョーユー株式会社」です。
電子デバイス産業関連を中核に,設計から加工~組立,現地工事まで一貫した生産体制を構築している企業です。近年は,航空宇宙事業やインフラ関連事業,さらに伝統工芸品の加工など,高付加価値産業にも挑戦しています。また,社員の3割が女性で,技能資格の取得にも積極的に取り組んでいる企業です。
概要説明の後,今年1月から稼働を開始した新工場の生産エリアなどを見学しました。
(キョーユー株式会社)
最後に日本最大級のオランダ式水耕栽培施設「株式会社舞台ファーム美里グリーンベース」を訪問しました。
レタス類の播種から収穫までを自動化し,露地栽培に比べ約80倍の効率で生産性の向上を図っています。また,温度管理や太陽光とLEDを併用し,年間を通して安定した生産を実現している企業です。
施設内では,土を使ったソイルブロックに植えられたレタスの苗を手に取り,説明を受けました。
(株式会社舞台ファーム美里グリーンベース)
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