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県は、令和6年9月29日(日曜日)に、飛行機やヘリコプターよりも低コストで静粛性が高く、新たな移動手段として国内外において機体開発が進められている次世代空モビリティ(空飛ぶクルマ)のデモ飛行イベントを開催しました。当日のデモ飛行の様子は、YouTubeにおいてアーカイブ配信しております。
県は、このイベントを通じてモビリティ産業に対する関心を高めることにより、将来のものづくり人材の確保につなげます。
次世代空モビリティ(空飛ぶクルマ)デモ飛行開催!(PDF:496KB)
令和6年9月29日(日曜日)午前9時30分~45分、午後2時15分~30分
宮城県総合運動公園(グランディ・21) キューアンドエースタジアム西側広場
住所:宮城県利府町菅谷字舘40-1
主催 宮城県
協力 株式会社長大、一般社団法人MASC
グランディ・21にあるキューアンドエースタジアムの西側の広場を会場とし、午前及び午後に無人飛行1回と有人飛行を1回ずつ、計4回のデモ飛行を行いました。
午前の部 | 午後の部 |
動画を再生できない場合(Youtubeサイト)(外部サイトへリンク) | 動画を再生できない場合(Youtubeサイト)(外部サイトへリンク) |
機体名:EHang216型(EHang社製)
全長:約5.6m×約5.6m
全高:約1.7m
最大重量:220kg
航続距離:30km
最高速度:時速130km
最大乗員:2人乗り
最高高度:500m
・垂直に離着陸ができるVTOL機であり、滑走路などを必要とせずに飛行させることが可能です。
・機体の駆動には電動モーターが使用されております。
・運航時は、あらかじめ設定した飛行ルートを、自律システムによる自動飛行及び遠隔操縦により飛行します。
・西日本地域のデモ飛行において使用された機体です。
【参考リンク】
空飛ぶクルマに関する試験飛行の許可実績(外部サイトへリンク)(国土交通省ページ)
MASCによる空飛ぶクルマの飛行実績 - 一般社団法人MASC (masc-jp.com)
今回のデモ飛行イベントと同じ日、同じ場所で開催されたモータースポーツイベント「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」の会場内に次世代空モビリティブースを設置し、来場された方々に、機体模型やPR動画を見ていただいたほか、VR体験を通じて次世代空モビリティが社会実装された姿を体験していただきました。
参考「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」ウェブサイト(外部サイトへリンク)
国の「空飛ぶクルマの運用概念」によりますと、次世代空モビリティ(空飛ぶクルマ)とは、「電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段」とされており、海外では「AAM」(Advanced Air Mobility)や「UAM」(Urban Air Mobility)、「eVTOL」(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft) と呼ばれております。
現在、将来のビジネス運航実現に向けて、メーカーや国、地方自治体においては、機体開発や運航ルールづくり、専用離着陸場「バーティポート」(Vertiport※)の候補地調査等が進められております。詳しくは、下記の経済産業省ホームページをご覧ください。
※「vertical」(垂直)と「airport」(空港)を合成した言葉
【参考ホームページ】次世代空モビリティ (METI/経済産業省)
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