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社会で排出された廃棄物は、リサイクルすることが求められますが、どうしてもリサイクルできない物もあります。それらの廃棄物は、最終処分場に埋立されます。そのため、最終処分場がなくなってしまうと廃棄物の行き場がなくなります。最終処分場は、埋められた廃棄物が周辺の生活環境に影響しなくなる(安定化)までしっかり管理を行う必要があります。
宮城県には、県内唯一の公共関与の産業廃棄物管理型最終処分場として以下の施設が設置されています。
名称 クリーンプラザみやぎ
設置主体 公益財団法人宮城県環境事業公社(外部サイトへリンク)
所在地 宮城県黒川郡大和町鶴巣小鶴沢字大沢5番地
埋立期間 昭和54年7月~令和8年3月(予定)
埋立面積 614,280m2
埋立容量 10,726,000m3
県内廃棄物の適正処理を推進するとともに、県内事業者が排出する産業廃棄物の安定的な受け皿となり、事業活動を支えます。
平成23年の東日本大震災では多くの災害廃棄物を受け入れ、令和元年東日本台風では、災害廃棄物の仮置き場としても使用されました。近年多発している自然災害によって発生する災害廃棄物は、市町村の一般廃棄物最終処分場だけでは処理しきれない場合もあり、市町村の処分場のバックアップ機能となる最終処分場が必要です。
クリーンプラザみやぎの埋立地からの浸出水は、水処理施設で処理をし、下水道に放流されています。また、廃棄物の処理実績や点検結果等も適切に管理されています。水質検査結果及び埋立記録等の維持管理情報や、施設の詳細情報については、宮城県環境事業公社のホームページをご覧ください。
最終処分場は、廃棄物の最後の受け入れ先です。しかし、最終処分場の容量には限りがあります。環境負荷の少ない性状での廃棄物の搬入やリサイクルによる最終処分量の減少が最終処分場の良好な維持管理に直結します。廃棄物の分別とリサイクルを行うことで、社会の”縁の下の力持ち”の最終処分場を大切にしましょう。
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