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本活動は,県営造成施設管理体制整備促進事業「東松島地区」の啓発活動の一環として実施されています。
令和3年7月1日,鳴瀬桜華小学校5年生43名は小学校近くの水路にて,生き物調査を実施しました。
まずは鳴瀬土地改良区から,田んぼは生き物の家(すみか)としての役割を持っているというお話があり,実際にどのような生き物が田んぼに生息しているのか紹介がありました。
児童たちは,ニホンアマガエル,シュレーゲルアオガエル,エビ,タニシ,カブトエビなど,たくさんの生き物が田んぼで暮らしていることを写真を見ながら学習しました。
(田んぼに生息する生き物の説明)
次に,生き物を採る際の網の使い方を,当部職員から児童たちへレクチャーしました。
(網の使い方の説明の様子)
そして実際に生き物を採取します。
(生き物をつかまえる児童たち)
およそ30分,児童たちは網を使ってどんどん生き物を採取していきました。
以下は児童たちがつかまえた生き物たちの写真です。
(エビ(左上),ドジョウ(右上),コイ(左下),メダカなど(右下))
また,そのほかにもたくさんのザリガニ,カエル,タニシ,そしてモツゴなどが採取されました。
生き物の名前を当部職員より説明し,児童たちはつかまえた生き物を観察しました。
(つかまえた生き物を観察する児童たち)
今回の生き物調査について,児童たちからは
「(今まで)つかまえたことのない大きな生き物を採ることができてびっくりした」,
「よりいっそうザリガニが好きになった」,
「大きいところ(水路)で色々な生き物を見ることができて良かった」,
「ザリガニやカエルをさわることができるようになった」,
「勇気をもって(生き物を)さわってみたら可愛かった」,
といった感想が発表されました。
最後に,鳴瀬土地改良区より,いま水田は減少しており,どうしたら水田やそこに生息する生き物たちを守ることができるのかを考えてみてほしいというお話がありました。
今回の生き物調査で,児童たちはたくさんの生き物にふれることができました。
また生き物を見つけに来たいという声も聞かれ,児童たちにとって農業農村への関心を深めるよい機会となりました。
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