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本活動は,県営造成施設管理体制整備促進事業「東松島地区」の啓発活動の一環として実施されています。
6月27日,東松島市立鳴瀬桜華小学校5年生49名が小学校近くの水路にて生き物調査を実施しました。
生き物調査の前に,まず鳴瀬土地改良区から,田んぼの持つ多面的機能について児童たちへ紹介がありました。
田んぼには,「作物を作る機能」,「洪水を防ぐ機能」,そしてこの日調査を行う「生き物の住む場所としての機能」などがあります。
続いて,当部より,特定外来生物についてと網の使い方についてを説明しました。
特定外来生物とは,外来生物の中で農林水産業,人の生命や身体,そして生態系へ被害を及ぼす生物を指し,「海外から連れてくること」,「飼ったり違う場所に運ぶこと」,「野外に放つこと」などが禁止されています。
(特定外来生物についての説明の様子)
説明のあと,児童たちは水路の生き物の調査を行いました。
児童たちは次々と水路に生息している生き物を採取していき,互いに網の中の生き物を見せ合ったり,生き物の名前を教え合ったりする様子が見られました。
(生き物調査の様子)
名前の分からない生き物については,資料なども確認しながら判別します。
(採取した生き物の判別の様子)
調査のあと,採取した生き物の紹介と観察を行いました。
(採取した生き物の紹介)
この日は,以下のようなたくさんの種類の生き物を採取することができました。
(シジミ,タニシ,ヤゴ,ドジョウ)
(コイ,尾のついたカエル,脚の生えたオタマジャクシ,ヌマエビ)
(ネズミ)
その後,採取した生き物は水路に放流を行いました。
最後に児童たちから「水路に色々な生き物がいることがわかった」,「タニシやネズミなどの生き物がいたことが意外だった」といった感想が発表されました。
(児童たちからの感想発表の様子)
用意していたバケツがいっぱいになるほどたくさんの種類,数の生き物を調査することができ,水路が生き物のすみかになっていることを実感できる会となりました。
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