ここから本文です。

みやぎ食育表彰

宮城県では、保育所、学校、地域などで食育活動に積極的に取り組み、県民の健康増進、みやぎの食文化の伝承などの分野においてめざましい功績を挙げられた方々を表彰する「みやぎ食育表彰」を実施しています。

みやぎ食育表彰実施要綱(PDF:66KB)

令和6年度の受賞団体_NEW!

「みやぎ食育大賞」高舘食道水神蕎麦

高舘食道水神蕎麦は、自ら手打ちしている宮城県産そば粉を用いたそばの提供により、その魅力や奥深さを消費者に発信し続けている。その傍ら、そば打ち体験を随時受け入れ、作る楽しみを体感する機会の創出にも注力している。
また、「食」のプロとして次代を担う子どもたちに食の魅力を伝える『食材王国みやぎ「伝え人(びと)」』に登録し、そば打ち体験では参加者が楽しみながら食の魅力を実感できるよう工夫することで、実践的な食育活動を展開している。併せて、生産者の想いを伝えることで、食材への理解と感謝の気持ちの醸成に寄与している。

本取組は、体験活動を通じて「見て」「触れて」「楽しんで」「調理して」「食べる」という、五感を使って食を実感できる取組を継続的に行っていることが評価され、受賞となった。

takadate

「みやぎ食育奨励賞」仙南栄養士会

仙南栄養士会は、仙台大学等が主催する「東北こども博」に参加し、旬の野菜当てクイズや1日に必要な野菜計量体験等の体験型の取組を行う「野菜をもっと食べようキャンペーン」を継続的に実施している。この取組は、子どもに野菜を食べることの大切さを伝えることや、親である働き盛り世代にも野菜の必要性と望ましい摂取量を伝える効果的な機会となっている。
また、各会員施設においては、料理や食品に含まれる食塩量の展示や減塩レシピの発行、減塩商品の体験や給食での減塩調味料の使用等を行い、給食提供の機会を活用し年間を通して減塩の普及啓発活動を実施している。

本取組は、食に関する知識や判断力を身につけ、それを自ら実践できるよう、体験等を通じて、健やかな心身を育む食育に継続的に取り組んでいることが評価され、受賞となった。

sennann

「みやぎ食育奨励賞」
東北生活文化大学スポーツ栄養・地域活性化プロジェクト

東北生活文化大学スポーツ栄養・地域活性化プロジェクトは、東北生活文化大学でスポーツ栄養を学ぶ学生が中心となり、「子どもから大人まで東北の人たちを東北の食材で元気にする」を目標に、県産食材とスポーツ栄養を組み合わせた食育活動を実践している。学生が地域に出向いて、地元食材を意識した栄養サポートや地元食材を用いた栄養講話をするなど、小中学生から成人スポーツチームまで幅広い世代を対象に活動を継続している。また、近年は、外部資金を獲得し活動資金を得ることで、プロジェクトの活動の幅を広げている。

本取組は、県民一人一人が主体的に食育に取り組むため、団体が持つ専門性や特徴を活かし、食とスポーツを活用した取組を行っていることが評価され、受賞となった。

seibunn

令和5年度の受賞団体

「みやぎ食育大賞」白石市立深谷小学校

白石市立深谷小学校は、県教育委員会が推奨する「ルルブル」に深谷小学校が大切にしている「ふれあい」を取り入れ、学校と家庭が連携し、生活習慣の形成と心を豊かにする取組を継続して実施しています。年8回実施している「ルルブルふれあいウィーク」の取組は、生活記録カードを活用し1週間の生活習慣を記録することで、健康に過ごすための朝食の在り方や食事の仕方について考える機会となっています。取組を家庭にフィードバックする「おたより」を活用し、全家庭の回答を掲載することで参加意識を高め、楽しみや意欲が増すように工夫しています。また、地元農家の協力で農作業体験を実施し、食に関わる地域の人々やふるさとを大切にする活動を継続していることに加え、昨年度は子供たちによるお米の店頭販売を行い、励ましや感謝の言葉に直に触れることで、食の生産や労働の達成感を味わうことができています。

本取組は、子ども自身が、健全な食生活に関する知識、技術を身に付けるとともに、家庭での食事や農業体験などの取組を通じて、食材や食文化への関心を高めていることが評価され、受賞となりました。

fukaya1fukaya2

「みやぎ食育奨励賞」女川町食生活改善推進員会

女川町食生活改善推進員会は、中学生を対象に平成10年度から継続して女川町の地場産物を活用した魚食普及のための調理実習を実施し、これまで約500人の生徒を指導してきました。子供たちに料理の楽しさや食の大切さ、地域の食の魅力を伝え愛着形成を図る取組を積み重ねてきました。子供たちは、活動を通じ体験した内容を家庭に持ち帰り、家庭で料理の手伝いをする等、食への関心が芽生えた子が増えています。また、調理が楽しい、もっと学びたいと栄養士や調理師など食に関する職を志す子もみられています。

本取組は、組織が持つ専門性や特徴を生かし、調理体験や地域の特色ある食文化の伝承など継続的に食育を推進していることが評価され、受賞となりました。

onagawa

「みやぎ食育奨励賞」西古川ずんだシスターズ

西古川ずんだシスターズは、宮城の郷土食「ずんだ」の魅力を広げるため、老若男女問わずさまざまな人々を対象にずんだもち作り教室を行っています。ずんだもち作り体験は、400年にわたり持続可能な水田農業が営まれてきた「大崎耕土」で生まれた食文化として、世界農業遺産を学ぶためのワークショップでも紹介しており、体験者からの評判が高く地域の伝統文化の伝承に大いに貢献しています。大人、子供、外国人、障がいのあるなしに関わらず、誰でもずんだもち作りを体験できるように工夫されており、観光業と連携し幅広い層に食育を波及しています。

本取組は、地域の食材を生かし、伝統料理や気候風土と結びついた、本県の特色ある食文化の理解と継承を実践していることが評価され、受賞となりました。

4

「みやぎ食育奨励賞」東松島市食生活改善推進員会

東松島市食生活改善推進員会は、コロナ禍で活動が縮小する時期も自己研鑽に励み活動ツールとしてデジタルを取り入れ、無料通話アプリLINEでの会員同士の情報交換や地域住民へスマートフォンを使用した資料や画像の情報提供など、非対面での新しい食生活改善活動を実践しています。また、シトラスリボンプロジェクトに賛同し、小学校の教職員や児童へ手作りリボンを寄贈することでコロナ差別や偏見防止の呼びかけとともに、健康な食生活の啓発を併せて行うなど、コロナ禍においても状況に応じた地道な活動を展開し活動の幅を広げています。

本取組は、コロナ禍においても活動を停滞させることなく、長年継続してきた活動にデジタルを取り入れ、新たな視点で食育活動を推進していることが評価され、受賞となりました。

5

令和4年度の受賞団体

みやぎ食育大賞宮城県気仙沼向洋高等学校
産業経済科3年学校給食開発班

気仙沼市立本吉共同調理場栄養士の「気仙沼の魚を学校給食で味わってほしい」という話を受け,学校給食にサメ肉を活用した献立を考案し,令和3年度から4年度に,計12回わたり給食を提供しました。受配校8校に1200食が提供され,残食率は他の魚類を用いた主菜に比べ,平均3%ほど下がる内容となりました。また,学生が受配校を訪問し,児童に対し,サメについてプレゼンを行い,サメ肉の栄養価,気仙沼とサメの関係等を紙芝居方式で伝えた他,コロナ感染症が拡大してからは,紙芝居方式の動画を全受配校に配信しました。動画の内容は,話す内容やスライドを生徒が作成し,小学生にも伝わりやすい言葉選びや撮影の際の目線など細部にまで気を配り,生徒自らが主体的に作成に携わりました。

本取組みは,地域で生産される食材をより身近に感じ,地域の自然,食文化に関する理解を深めることができるよう,学生自らのアイディアで学校給食への供給を実現し,さらに,コロナ禍においては,新たに非接触型の食育に取組んでいることから,受賞となりました。

12

みやぎ食育奨励賞白石市立大平小学校

地域ボランティア団体と連携し,全校児童が農作物の栽培に携わる体験する活動を通して,児童が郷土愛を深める取組みを継続的に実施しています。また,学校給食センターや企業の外部講師を活用した計画的な食育指導を実施しているほか,保護者と連携した家庭における食育活動を実践しており,地域一体となった食育の推進体制が構築されています。さらに,児童会に健康委員会を設置し,児童自らが給食の栄養分類表示や給食メニューの全校放送など,自発的な食育活動を実践しています。

本取組みは,子ども達自身が,健全な食生活に関する知識,技術を身に付けるとともに,農業体験を通じて,食材や食文化,生産への関心を高め,児童自身や関係者がそれぞれ食育に関する役割を担い,連携・協同していく取組みとなっていることから,受賞となりました。

3

みやぎ食育奨励賞JAいしのまき青年部矢本地区
JAいしのまき女性部矢本地区
JAいしのまき笑菜会矢本地区

JAいしのまき青年部矢本地区,JAいしのまき女性部矢本地区,JAいしのまき笑菜会矢本地区は,東松島市内の小学校とその保護者を対象に,1年をかけて食材の栽培から収穫,調理をじっくり体験できる食農体験の機会を,平成10年度より継続的に提供してきました。東松島市の教育委員会や市役所と連携し参加者を広く公募しており,第1回の開催から通算220世帯,722人に体験学習の場を提供しています。子育て世代の参加者には,食農体験を通じ,作る楽しみや農業を身近なものに感じてもらえる機会となっており,野菜への関心,野菜摂取増につながっています。一連の食農体験には,食以外に地元の施設見学を組み込むなど開催内容を工夫することで,地域での認知度も高く多くの応募があります。

本取組みは,地域の産業や食文化への理解を深め,生産者と消費者の信頼関係を構築し,「見て」「触れて」「楽しんで」「調理して」「食べる」といった五感を使って食を実感できる取組みとなっていることから,受賞となりました。

4

令和3年度中止

令和2年度の受賞者団体

みやぎ食育大賞丸森町立舘矢間小学校

丸森町立舘矢間小学校では,平成22年度から,児童の食に対する意識を高めるために,食事のもつ意味や意義を理解し,生きるための基盤として捉えさせる学習を,家庭科や総合的な学習の時間,生活科,自立活動と食育を関連づけ,縦割りグループや地域の方との食を通した交流を進めてきました。

縦割りグループで,サツマイモ栽培に取り組んだり,総合学習の時間に,地域の方々や食生活改善推進員等の協力を得て,舘矢間の特産物であるヤーコンについて調べ,栽培から調理まで行いました。

全学年を通して栽培活動に取り組んだことで,児童の「食」についての関心が高まり,家庭で料理の手伝いをする児童もいました。

また,地域の方と協力することで,児童は自分の地域に目を向けるようになるなど,地域との関わりを深める食育活動となっています。

地域の方とのサツマイモ植え付けの様子

みやぎ食育奨励賞登米市食生活改善推進員協議会

登米市事業の「すこやかキッズ教室」や「こどもまつり」に協力し,子どもや親世代,祖父母世代に楽しみながら食を通した健康づくりについて考えてもらうきっかけづくりをしています。平成31年度のこどもまつりでは,減塩と野菜摂取の啓発をテーマにクイズや野菜をたくさん使った適塩スープの試食等を行いました。

また,平成28年度より,登米市の「元気とめ!健康づくり宣言」の1つである“適塩!プラス野菜あと一皿”を推進するため,季節の野菜を活用したレシピを年に3~4回作成し,市内店舗で健康づくりに関する資料と併せて配布しています。登米市の健康課題について周知する契機となり,市民一人一人の取り組みを支える健康なまちづくりの推進につながっています。

子どもまつりでの適塩料理提供の様子

みやぎ食育奨励賞大沼光子氏

学校栄養士として,児童に対する栄養指導や食育プログラムの実践を通して「食」の重要性を発信し続けています。給食メニューを生かした継続的な食育指導や地元の野菜農家と連携し、野菜や地元でとれる食材の大切さを伝えることで,児童の食材や食文化に関する関心を高めています。

6年生の総合学習の時間には,ブルーベリー収穫体験を行い,翌日の給食ではそれを生かしたブルーベリーごはんを提供しました。児童が実際に収穫に関わった食材を直接的に活用することで,全校的に食材への関心が高まりました。

さらに,学校での活動のほか、PTA行事,学校評議員会等において,学校給食の概要について試食を交えた説明を行うなど,地域住民への情報発信にも力を入れ,精力的に活動しています。

児童とのブルーベリー収穫の様子

令和元年度の受賞者団体

みやぎ食育大賞丸森町立小斎小学校

丸森町立小斎小学校では,平成15年度から,家庭や地域と協働しながら栄養指導や料理教室等の体験を通して学ぶ食育活動を実施しています。

学年に応じて工夫を重ね,児童の学年に応じた教科(家庭科,総合的な学習の時間と関連付け,教育課程に組み込んだ授業となっています。

例えば,料理教室の献立案は5・6年児童が家族と考え,その案をもとに,代表者(栄養士,保健師,小斎婦人会,学校)が,栄養バランス等を加味しながら決定しています。

料理教室当日は,3・4・6年生が主食と主菜,5年生が副菜と汁物,1・2年生がデザートづくりを担当し,全校児童で分担します。小斎婦人会や栄養士,保健師,保護者が児童に調理方法やコツを教えながら一緒に調理します。今年度は約70名で共食しました。

家庭では児童が自発的に料理に関わるようになり,親子での食育への関心も高まっています。

児童は6年間にわたり,食に関する知識を深めることができ,人との関わりや郷土愛を深める総合的なふるさと教育となっています。

小斎小学校

みやぎ食育奨励賞宮城県漁業協同組合石巻地区支所女性部

宮城県漁業協同組合石巻地区支所女性部では,食育を目的とした料理教室を地域の小学生,中学生,高校生を対象に実施しています。

平成13年,15年に東京都の小学生とその母親を対象とした魚介類の料理教室を開催しました。好評だった反面,地元の子ども達も魚離れが進んでいると感じ,地域の小・中学校・高校への料理教室を通じ食育活動を行うことにしました。

肉料理中心の食生活が目立つ中,自分の手で魚をさばき調理することにより魚介類への関心も深まっています。

宮城県水産高等学校との調理実習は平成19年より継続的に実施しており,今年度は第11回目を実施しました。

漁協

みやぎ食育奨励賞宮城大学・@グリーン

宮城大学の学生ボランティアグループである「@グリーン」は,震災直後から「食と農」をキーワードに被災者支援活動を続けてきました。

この活動では,被災者とともに野菜を育て,収穫すると同時に,様々な食材を用いて加工活動も行っています。土や緑とふれあいながら新たなコミュニティを立ち上げ,また,食べることを通して被災生活の栄養改善を図るととともに幸せな気持ちになってもらいたいと始めた活動です。

食産業学部の学生は,食について専門に学んでおり,その知識や技術も生かしての活動です。

一方,多忙や生活費の不足から自分自身の食事についてはおろそかになっている学生が多いことがわかり,朝ごはんを提供する活動を立ち上げるました。被災者支援活動に参加してきた人たちからも支援をいただき,学生の朝ごはんを年に6~7回,100~120食提供する活動に結びついています。

この活動に賛同してくださる学外の方からの支援や,学生が実習で収穫した野菜を使うこともあり,食産業学部ならではの活動となっています。

@グリーン

平成30年度の受賞団体

みやぎ食育大賞理研食品株式会社

理研食品株式会社は,わかめ製品の製造メーカーとしてわかめの生態,生産者の努力,わかめの栄養素と働き,色の科学などを通じて,将来を担う子供たちの健康維持,向上を目的にさまざまな食育支援活動を実施しています。活動を通して野菜が摂り難い震災時の非常食としてもミネラルや食物繊維が豊富な乾燥わかめが役立つよう,水やお湯で簡単に戻る事を認識してもらっています。

さらに,減災技術見学会や食育授業,食育展など,多賀城市内の各種事業に積極的に参画し,継続して協力しています。

これらの活動を通して,わかめなどの海藻を用いた「食育」の活動は,市内の青少年を中心に広く浸透してきています。また,理研食品株式会社で製造している,わかめ製品(乾燥わかめ,スープなど)やドレッシングなどは,市民に限らず全国的に有名であり,その企業(工場)が,「自分たちのまちにある」ということに気付くことで,愛着を持っていただいています。

理研食品株式会社

みやぎ食育奨励賞丸森町立耕野小学校

丸森町立耕野小学校は,児童が昔から耕野地区で大切にされてきた食材への理解を深めるとともに,耕野地区のために,今,自分たちに出来ることを考え,情報発信をする取組を昭和61年度から実施しています。

耕野の特産品である「干し柿」や「竹の子」,学校の畑で育てている野菜(ジャガイモ,里芋等)に関わる活動を通して,自分たちのふるさとである耕野の良さを感じ,誇りに思い,耕野への愛着を強く抱くことが出来るようにしています。

干し柿づくり活動においては,収穫や単純な干し柿づくりにとどまらず,児童がパッケージのデザインから袋詰めを行い,干し柿や耕野のよさをPRしながら販売までを行っています。さらに干し柿を使ったオリジナルスイーツを児童が考え,販売も行っています。

丸森町立耕野小学校

みやぎ食育奨励賞JAいしのまき女性部鳴瀬地区

JAいしのまき女性部鳴瀬地区では,農業従事者やその家族及び地域住民の皆様が心豊かに生活していくために,地域の安全・安心な地場産野菜の推進やその活用方法などを勉強する場の提供を平成13年度から行っています。

地元の特産品である「そば」の栽培から収穫,調理,食事までを子どもたちが体験し,心身を育む取り組みを実施するなど農業体験と食の大切さを子どもたちに伝えています。また,地域住民に対しそば打ち体験やそばを使った料理教室を開催し,地元食材の普及を行っています。

また,東日本大震災の教訓として,非常時でも食事が摂れることをねらいとして,女性部の役員が講師となって,組合員及び地区住民を対象とした防災料理の普及を重点事業として実施しています。

平成29年度は,東松島市地域おこし協力隊でシェフ希望の若者とのコラボで市特産品のちぢみほうれん草のクーリシャスを考案し,来場者に提供するなど若い世代へ魅力ある食情報の発信に深く貢献しています。

JAいしのまき女性部鳴瀬地区

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ先

健康推進課食育・栄養班

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

電話番号:022-211-2637

ファックス番号:022-211-2697

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

重要なお知らせ

こちらのページも読まれています

 

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は