田んぼの生きものモニタリング調査を行いました。

水田経営学部2年生は、実習の一環として,世界農業遺産「大崎耕土」の田んぼの生きものモニタリング調査を行いました。大崎市産業経済部世界農業遺産推進課の職員の方を講師に,大崎耕土の田んぼや周辺環境の状況を確認・発信するために行われている手法に基づき,田面や畦畔に生息している生きものの個体数を調査しました。

田面については,クモやヤゴ,貝類などを,畦畔ではカエルの個体数を数え,点数化して状況を確認しました。生息数が減少しているトウキョウダルマガエルがいたり,羽化したばかりのトンボがいたり,普段の実習では気がつかないだけで,思っていた以上に様々な生きものがいることがわかり,学生たちも夢中になって調査を進めていました。