いしのまきグリーンツーリズム協議会
漁村と農村の暮らしぶりを体験
太平洋に面する石巻市は仙台市に次ぐ宮城県第2の都市で、東部に北上山地と牡鹿半島の山々や丘陵が連なり、太平洋に面してリアス海岸が形成され、中央部や西部の平野部には田園地帯が広がっています。
いしのまきグリーンツーリズム協議会では、北上町と石巻の街中を繋ぎ、農業や各種産業を通じて石巻全体を周遊して楽しんでもらうための活動をしており、漁村と農村、両方の暮らしぶりを体験できることが魅力のひとつです。
農業から産業へつながるクラフトビールづくり
【ISHINOMAKI HOP WORKS(イシノマキホップワークス)】では、かつて映画館だった建物を再活用して 2022 年 7 月からクラフトビールをつくっています。2017 年から北上町で栽培を開始した石巻産ホップを使って、3種類のビールを醸造しており、ホップが実りを迎える夏にはホップの収穫体験をしたり、ホップ畑でビールを飲んだり、石巻でサイクリングを楽しんだ後にビールで乾杯をする「Cycle for Beer」というイベントなどを行っています。
北上町のホップ畑と街中のビール工場がつながることで、農業から産業がつながり、ビールを通して人と人のつながりが持てる場となっています。
漁村と農村の暮らしの両方を体験
宿泊施設【Village AOYA(ビレッジあおや)】は築 130 年ほどの古民家で、現地での暮らしぶりを体験することができます。屋根が大きくて青いことから、AOYA と名付けられました。
近隣の畑で収穫した野菜と新鮮な海の幸を合わせて一緒に調理をしたり、石巻産クラフトビールで乾杯をしたり、時には近隣の住民が参加し、みんなで楽しむことのできる交流の場になっています。 共同作業をしながら、地域の人とつながるという体験を通じて、漁村と農村の混合した北上町ならではの暮らしぶりを体験できます。