みやぎの農泊とは
みなさんは、「農泊」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
みやぎの農山漁村(INAKA)は、仙台などの都市部からの距離も近く、海、山、大地の美しい風景と、そこから生み出される豊富な食材に恵まれています。
そんなみやぎのINAKAの魅力を「農泊」を通して体験してみてはいかがでしょうか。
農泊とは?
「農泊」とは、農山漁村に宿泊しながら、その地域の食材を味わったり、農林漁業や伝統工芸などの自然・文化を体験したり、さらには地域の人々との交流を楽しんだりする「農山漁村滞在型旅行」のことです。
農泊は、旅館やホテルに泊まりながら観光を楽しむ、これまでの観光とは異なります。
地域の人と交流しながら、その地域ならではの食、自然、伝統、文化などを体験することで、その地域や地域の方々のことを深く知り、「また行きたい」と思えるような時間を過ごすことができます。
みやぎの農泊の魅力
みやぎには、25の農泊地域があり(全国2位:令和4年3月時点)それぞれ地域の特徴を生かした農泊体験を提供しています。
みやぎの農泊は、南三陸や仙台湾などの海と、蔵王から栗駒山までの奥羽山脈にかこまれた自然豊かな広大な大地から生まれる様々な地域資源を活用していることが特徴です。
また、アクセスの良さも魅力の一つにあります。みやぎは、東北の玄関口となる仙台が中心に位置しており、新幹線、飛行機、高速道路など、首都圏や主要都市からのアクセスが大変よい県です。また、仙台から2時間以内で県内のどの地域へも訪れることができ、手軽にINAKAを体験することができます。
こんなことができます!
みやぎの農泊では、豊富な地域資源を活かした様々な体験を味わうことができます。
例えば、農家・漁師民宿では、昼は農業・漁業体験を、夜は地元の特産物を使った民宿自慢の料理を堪能することができます。民宿の主人とのお話も楽しみの一つです。
また、古民家や別荘などをリノベーションした1棟貸切の宿に泊まって、自然の中でゆったりとした時間を過ごしつつ、地元の自然を活かしたアクティビティや伝統工芸などを体験してみるなど、地域の隠れた魅力を知り、味わい、体験することで、農山漁村の魅力をより身近に感じることができます。
どんな農泊地域があるの?
県内には、さまざまなスタイルで農泊を提供する地域が多くあります。
沿岸部では、漁業体験や漁師民宿などを中心に、海を活かした体験を提供する地域が多くあります。また、東日本大震災の記録や、復興の歩みなどを知ることもできます。沿岸部の一番の魅力は、なんといっても新鮮な海の幸と、それを提供する漁師の皆さんとの交流ではないでしょうか。
農村、山村地帯の農泊地域では、農家民宿や古民家などへの宿泊の他、温泉旅館や別荘などへの宿泊と、農業体験、伝統工芸体験などを味わうことができます。また、みやぎの農泊地域には、林業体験を提供している地域もあります。伐採や森林での体験を通して、森を守ることの大切さを学ぶことができます。
さあ、みやぎの農泊を体験してみよう
コロナ禍で人の集まる場所にはなかなか出かけにくい今だからこそ、「農泊」と通してこれまでの観光とは一味違う、隠れたみやぎのINAKAの魅力を体験してみてください。