ここから本文です。
※新型コロナウィルスの感染拡大の防止のため、中止いたします※
-scapeは、landscape(景色・風景)、seascape(海景)、cityscape(都市景観)、inscape(内面性)などの語にもちいられます。日本語の「景」にあたり、「けしき・ながめ」という意味です。西洋の絵画において、風景は長くほかの主題の背景でした。17世紀のオランダで主題として風景が描かれはじめ、19世紀の英国において、はなひらきます。西洋の風景画の発展過程は、人が自然あるいは周囲のけしきとどのように向き合ってきたのか、その歴史をうつす鏡ともいえるでしょう。
今回の講座では、「-scape=景」をキーワードにジャンルを自由にとびこえてみたいと思います。西洋美術の文脈のみならず、多様な景観を次世代に継承しようとする「ランドスケープ遺産」のとりくみ、音環境を考えるsoundscape(音景)、現代の写真表現におけるcommonscape(日常的な情景 ※講演者による造語)など、それぞれの専門家からお話しいただきます。私たちをとりまく「けしき」について、多様な視点からあらためて関心を向けてみましょう。(全4回)
令和2年3月8日(日曜日)、15日(日曜日)、22日(日曜日)、29日(日曜日)
各日とも 午後2時~午後4時
概要
宮城県美術館アート・ホール(佐藤忠良記念館地下)
各回60名程度
※一回のみの聴講も可能です。
無料
電話または当館創作室にて受付
午前9時30分~午後5時(毎週月曜日と2月25日の休館日を除く。)
Tel:022-221-2114(教育普及部直通)
当日受付もいたしますが、人数把握のため、事前申込にご協力をお願いいたします。
2月11日(火・祝)~
[チラシ表](PDF:2,073KB) [チラシ裏](PDF:8,030KB)
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
こちらのページも読まれています