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スマート水素ステーション(SHS)とは,本田技研工業(株)が岩谷産業(株)と共同開発したオンサイト型※の水素ステーションのことです。燃料電池自動車(FCV)の公用車への水素充填に用いることで,二酸化炭素排出量の削減に貢献しているほか,環境学習施設である環境情報センターと連携し,小中学生向け環境学習教室を開催するなど,水素エネルギーを身近に感じていただける場として活用しています。
※オンサイト型:水素製造装置を持つステーションのこと。それに対し,輸送された水素を受け入れるステーションのことをオフサイト型と呼びます。
製造水素量 | 1.5kg/日(0.7Nm3/h) |
---|---|
常用圧力 | 35MPa(約350気圧) |
貯蔵量 | 約19kg@15℃ |
水素純度 | >99.99% |
システムサイズ | W 3280×D 2140×H 2100(mm) 設置面積 約7平方メートル |
電解ユニット | 差圧式高圧水電解システム |
ユーティリティ | 200VAC/水道水 |
東日本大震災で大規模な停電やガソリンなどの燃料不足を経験し,エネルギーの多様化,自立・分散型エネルギーの重要性を再認識したことから,長期保存が可能で新しいエネルギーとして期待の高まる水素エネルギーの導入,普及に着手しました。四大都市圏以外では水素ステーションの設置が進んでいない状況ではありましたが,スマート水素ステーション(SHS)はコンパクトで手軽に設置でき,加えて太陽光など再生可能エネルギーで水素を製造できる点が環境負荷の低減につながるということで導入を決定し,平成28年3月に設置しました。
年度 | 充填回数(回) | 充填量(kg) |
---|---|---|
H28 | 202 | 196.7 |
H29 | 102 | 142.2 |
H30 | 138 | 159.7 |
R1 | 157 | 205.0 |
R2 | 125 | 168.1 |
累計 | 724 | 871.7 |
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