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みやぎDXプロジェクト
新着情報
栄えある第1期【みやぎDXプロジェクト アイデアコンテスト】の表彰式が2022年9月20日、宮城県庁内で行われました。優秀賞を受賞したのは大内麻里子さん、Y&Yさん、お祭り大好き!さんの3名。この日は、仙台市在住の大内麻里子さんがご参加くださり、プレゼンターの駒井達貴デジタル政策推進監から、表彰状と副賞の目録が授与されました。大内さんからは、受賞の喜びと共に、アイデアコンテストの感想やDX推進についてのご意見を頂戴するとても良い機会となりました。
▲優秀賞を受賞した大内麻里子さん(右)と駒井達貴デジタル政策推進監(左)
宮城県は医療資源などが仙台圏に集中しており、地方には専門の産科や小児科がない所もある。妊婦健診に片道何十分もかかり、高速料金を払って行く場合もあり、出生率の低下や少子化に繋がっていると思われる。医療過疎地域にこそ、仙台医療圏と連携した妊婦健診・乳幼児健診のデジタル化、周産期医療の遠隔診療の促進普及を望んでいる。安心して出産子育てできるまちが増えて欲しい!
私は熊本県出身で、東日本大震災後に被災地支援事業での看護師募集を見て、宮城県石巻市に移住。牡鹿半島や渡波地区の医療機関のスタッフとして働きました。その後、結婚、出産を経て現在は仙台市民となりましたが、今でも石巻市で暮らす友人とはやりとりがあり、持病があるお子さんの通院に片道2時間以上かけて仙台まで行くという話を聞いて、いつも気の毒に思っていました。また、県内には出産できる病院が少ないエリアも多く、妊婦さんは大変。そこで、オンラインでの診察や妊婦さんには機材を貸し出し、自分でお腹のエコーを撮影、そのデータを送信してもらうなどして遠隔診療ができないかなど、医療過疎地域の課題解決につながれば、と応募してみました。
受賞には正直、ビックリしています。が、このような形で一般に募集されたアイデアが行政に届くのはとても良いことだと思います。私も最初は「DXって何?」という状態でしたが、こちらのホームページで事例などを拝見し、日頃から課題に思っていたことを考えてみると、あれもこれもデジタルの力で解決できるかもしれない、これがDXかもしれない、といろんな課題やアイデアが出てきました。皆さんも難しく考えすぎず、県民の声を届ける機会、どんどん応募していただけたらと思います。
宮城県内を周れば周るほどお得(食事等の割引)がある仕組みをつくる。
(例)仙台駅→5%OFF
仙台駅+松島→10%OFF
仙台駅+松島+定規山→15%OFF
※観光地は特定せず拠点数でも良い。
個人のスマホを活用する。各観光地にその地に来たことが証明ができるような機器を置き(新規設置)、その機器にスマホをかざすとその場に行った証明データがスマホに登録されるようにできれば実現できるのではないか。
観光客:色んな場所を巡れ、さらにお得になる。宮城の良さをより感じる機会が増える。
地元:消費が増える。活性化につながる。
行政:お店からの税収等が増え、さらなる観光サービスへの資源とできる。個人の行動データ、消費データも集められ、それを元に更なる観光戦略もできる。
割引分は行政から補助金等の形で地元に補填する。
・自治体や商店街で独自のクーポン券等の発行もあるが、正直買いに行くのもめんどくさいし、使いきれなかったり、足りなかったりと心配がある。というかその存在自体知らないことが多い。スマホ活用すれば良いかと思う。
仕事の関係で、東京から赴任中です。県外から友人が遊びに来てくれることも多いのですが、食事処には困らないものの、昼間の観光で案内する場所が少なく、いつも困っています。仙台、松島、鳴子など有名な観光地は広範囲で、周れば周るほどお金もかかってしまう。その一方では、近場の飲食店街などが独自にクーポン券を発行していたけど、知らなかった、知っていれば利用したのに!ということもあり、仕組みづくりやPRの仕方について、もう少しうまくできないものかと感じていました。そこで、県や自治体が仕組みを作れば大きなPRになり、情報もまとめて発信してくれれば情報格差も減少すると考え、応募してみました。
今回応募したのはとてもシンプルなアイデアだったので、まさか受賞できるとは思っていませんでした。でも、シンプルだからこそ技術的なハードルも低く、実現しやすいはず。宮城にはとてもお世話になっているので、観光の分野で前進するための小さなきっかけになればうれしいと思います。また、せっかくの機会ですから、他の皆さんにも「DXとは何か」や「技術的に実現できるかどうか」などと難しく考えず、まずは自分がどうしたいか、どうなったらうれしいかと考え、自由なアイデアを出してほしいと思います。
ICTを活用した田んぼダムの面的導入。水回りの稼働を自動化するというのは、水田農家の夢、また、また豪雨を予測して、田んぼをダムとして活用することで、ダム機能や降雨把握機能など、都市機能の維持向上を図ることができる。また、水流調整ができるということは、日照りの際にも、貯水機能としての活用も期待できるのではないでしょうか。またオープンデータとして、連携することで、交通機能との連携や、そうしたビックデータ解析等を大学生の実習として研鑽するなど、多面的活用が期待できるのではないでしょうか。
募集期間があと数日、というところで新聞に載っていたアイデアコンテストの記事を発見。これはアイデアを出せる良いチャンスだ!と、すぐにHPをチェックすると、さまざまな分野で募集があったので、思いついたアイデアをかたっぱしから応募してみることにしました。東京など大都市ではDXやICTが進み、地方は遅れをとってこれからますます格差が開きそう。特に東北地方は変化に奥手な印象なので、こうしたコンテストなどで少しでも前進できれば良いと思います。
思いついたアイデアをとにかく応募してみましたが、そのうちのひとつをうまく拾っていただいて、本当に感謝です。どこか要素的なものでもDX導入を実現する際は、ぜひ一声かけてもらって、県民としてプロジェクトに参加させていただければ嬉しいです。すぐ実現できそうなものからSFのような話まで、いろいろな考えがあると思いますが、実現できることだけを考えていては窮屈。ぜひ他のみなさんも「できるかどうかわからないけど、実現したら面白い」、そんなアイデアをどんどん出していくと、ポジティブな宮城をつくれていけるのではないでしょうか。
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