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東日本大震災による住環境や家庭の経済状況の変化等は、子どもたちの心に大きな影響を与えています。
宮城県教育委員会では東日本大震災に起因する心の問題等から、学校生活に困難を抱えるようになった子どもたちの自立支援や、自らの意志による学校復帰を希望する子どもたちへの支援を行っています。
児童生徒や家庭、学校への支援体制の充実を図り、組織的・体系的な心のケア、生徒指導体制を整備するため、「心のケア支援員」「心のサポートアドバイザー」を配置しています。
生徒指導における教職員の補助や校内外巡回指導を行うとともに、児童生徒からの相談に応じています。
教育庁義務教育課・高校教育課に各2名を配置しています。(校長OB、警察官OB)
学校及び保護者からの相談に応じるとともに、市町村や学校の派遣要請に応じ、支援を行っています。
また、問題行動等対策推進校を巡回訪問し、指導・助言を行っています。
支援員による講話の様子(高校)
生徒との交流の様子(高校)
令和5年度は、70校に心のケア支援員・学校生活適応支援員71人を配置しました。
(小学校:19校、中学校:17校、高校:34校)
心のケア支援員が児童生徒に寄り添い、相談活動や学習補助を行うことができ、改善が見られた事例もありました。
また、教員と心のケア支援員の役割を分担しながら児童生徒に対応し、校内外の巡視や声掛けを行うことにより、問題行動の未然防止、早期発見、早期対応につながっています。
また、心のサポートアドバイザーは、48校と関係機関34箇所に訪問を実施しました。
(推進事業)宮城県教育庁義務教育課:022-211-3646
(強化事業)宮城県教育庁高校教育課:022-211-3626
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