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つなぐ みやぎの未来へ 土木のちから 〜次世代に「安全・安心」と「活力」を引き継ぐ「持続可能」な宮城の県土づくり〜

forum

令和3年度「震災復興フォーラム」

これまでの支援への感謝やその過程で得られた知見・教訓の未来への継承、

次世代への震災伝承の気運の醸成を目的に

令和4年3月1日から3月31日まで、震災復興に関するオンラインフォーラムを開催しました。

令和4年4月1日からも継続的にご覧いただけるよう特設サイトを移行し、ページごとアーカイブ化しましたのでぜひご覧ください。

Facilitator

宮城学院女子大学 現代ビジネス学部 現代ビジネス学科

宮原 育子 教授

東京生まれ、横浜育ち。宮城大学の教員となり、初めて東北で暮らす。東北の自然、人、歴史に魅了され、2003年から豪雪地帯の山形県高畠町に家族と移住。仙台と高畠を往復しながら、都会と農的暮らしの両方を楽しんでいる。ジオパーク活動では、全国のジオパークを訪れ、地域の多様な自然や食文化に触れることとジオガイドとの交流を楽しみとしている。

TIME TABLE

宮城県知事メッセージ / 00:01:43-00:04:11

宮城県知事メッセージ

宮城県知事

村井 嘉浩

オープニングムービー / 00:04:12-00:05:34

震災復興、そしてこれからの歩み

00:05:34-00:26:44

東日本大震災からの復旧・復興の記録と未来のための新しいインフラ整備に向けて

東日本大震災の発災からこれまで宮城県土木部が取り組んできた復旧・復興事業の歩みを事例とともに紹介します。

また,これからも,次世代に「安全・安心」と「活力」を引き継ぐ「持続可能」な宮城の県土づくりを推進していくためのメッセージを発信します。

宮城県 土木部長

佐藤 達也

基調講演

00:26:45-00:50:18

「東日本大震災からの経験・教訓」と「今後の防災・減災と産業・地域づくり」

■東日本大震災からの経験・教訓

我々は備え以上のことはできませんでした。


■今後の防災・減災と産業・地域づくり

宮城県土木・建築行政推進計画(2021~2030) の紹介虹の架け橋プロジェクト~

虹は,急激な豪雨など悪天候の直後に現れる。太陽の光が雨粒の中に差し込み,反射・屈折し七色に分かれて姿を見せていく。禍の後に,我々の前に姿を見せる希望や道しるべであり,新しい7つのプロジェクトは,未来への架け橋となると期待される。

東北大学 災害科学国際研究所長

今村 文彦 教授

■研究分野

津波工学,災害科学


東北大学大学院博士後期課程修了。東北大学工学部土木工学科助手、同大学院工学研究科附属災害制御研究センター助教授、教授を経て、現在同災害科学国際研究所教授(所長)。 東日本大震災復興構想会議検討部会、中央防災会議東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会などのメンバー、一般財団法人3.11 伝承ロード推進機構代表理事。

ミライトーク

00:50:19-01:11:19

福祉と建築~平時から災害時の対応、そして復興まで

東日本大震災では福祉施設が大きな被害を受け、多くの人命が失われました。被災そして復興の教訓を活かすことが今後の超高齢社会における施設づくり、まちづくりでは不可欠です。

東北工業大学 副学長・建築学部長

石井 敏 教授

■研究分野

建築学(建築計画、施設計画)


東北大学卒業、東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。現在、東北工業大学副学長。高齢者の居住環境、認知症高齢者のグループホームや介護施設に関する調査研究論文や著書多数。各種の設計プロポーザル審査員等も多く務める。主な著書に「グループホーム読本」、「小規模多機能ホーム読本」、「施設から住まいへ」など。

01:11:20-01:30:23

「あの時」の教訓と「これから」のインフラ~ 復興を乗り越えて、次の一歩のために ~

東日本大震災で被災地のインフラに何が起こり、復興の期間に日本中のインフラで何が起こっていたか?を概観し、震災後10年の区切りを迎えて、未来を見据えた宮城のインフラのあり方について展望します。

東北大学 工学部 工学研究科

久田 真 教授

■研究分野

土木工学、コンクリート工学、維持管理工学


1990年京都大学を卒業後、東京工業大学、新潟大学、(独)土木研究所を経て2009年より現職。2014年に同大・工学研究科に設置されたインフラ・マネジメント研究センターのセンター長。この他、自治体の委員会等を多数歴任。

【Society5.0に関する情報(情報提供/内閣府)】

01:30:24-01:39:54

第一次産業が興す被災地の企業と地域経済

被災地における産業経済の復興は、人の知恵と実践力を基本に仲間を増やしながら協働して突破していく力が求められている。被災地では少しずつだがこれが起きつつある。その取り組みを地域経済の仕組みに即して伝えたい。

東北学院大学 教養学部 地域構想学科

柳井 雅也 教授

■研究分野

経済地理学(産業地理、先端技術産業の立地、東北の地域経済)


仙台市生まれ。法政大学大学院地理学博士課程中退。桐蔭学園高校教員。岡山大学文学部助教授。富山大学経済学部教授。2005年4月より東北学院大学教養学部地域構想学科教授。1993-94 年UCLA大学客員研究員。2013~14年ケルン大学地理学部客員教授。宮城県土木・建築行政推進計画(2021~2030)委員、富県宮城推進会議幹事、復興庁震災復興関係委員、総務省ふるさとづくり懇談会委員などの要職を多数歴任。

01:39:55-01:48:57

土木分野における震災復興の成果を観光交流に生かそう

被災地での観光復興は、生活再建が落ち着いた2015年前後から活発になり、ハード・ソフト両面での新しい取組が増えている。特にハード面では、2019年の気仙沼大島大橋の開通や、2021年の三陸沿岸道路の全通により、被災沿岸部の時間距離が大幅に短縮され、交流の機会が増大した。本講演では、土木分野における震災復興の成果を観光交流へ活用していくことについて考えていきたい。

宮城学院女子大学 現代ビジネス学部 現代ビジネス学科

宮原 育子 教授

■研究分野

地理学、地域の資源を活かした観光交流、観光による震災復興、ジオパーク


1975年から(株)日本旅行勤務。1997年東京大学大学院理学系研究科地理学専攻博士課程修了。博士(理学)。同年、宮城大学事業構想学部·宮城大学大学院事業構想学研究科講師~教授を経て、2016年から宮城学院女子大学現代ビジネス学部教授·同学部長を4年務めた。2018年宮城大学名誉教授。2019年から東北電力(株)社外取締役監査等委員。この他、国土交通省国土審議会豪雪地帯対策分科会特別委員、国土交通省社会資本整備審議会道路分科会津北地方小委員会委員、宮城県土木·建築行政推進計画有識者会議委員、日本ジオパーク委員会副委員長などを務める。

エンディング / 01:48:58-