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掲載日:2021年6月11日

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県内における死亡野生イノシシでの豚熱の確認について

記者発表資料
令和3年6月11日
農政部家畜防疫対策室
担当:石橋・鈴木
電話:022-211-2854

本県では,豚熱ウイルスの浸潤状況を把握するため,野生イノシシの豚熱検査を行っておりますが,この度,初めて感染が確認されましたのでお知らせします。

概要

  1. 発見日:令和3年6月9日(水曜日)
  2. 発見場所:七ヶ宿町 野生イノシシ(死亡,雌,体長 約90cm)
  3. 検査状況:令和3年6月10日(木曜日)に仙台家畜保健衛生所の遺伝子検査で陽性と判定されたことから,確定検査を国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門に依頼したところ,6月11日(金曜日)豚熱に感染していたことが確認されました。
    シークエンス解析結果 (PDF:369KB)
  4. その他:発見場所から半径10km以内に養豚場はありません。

県の対応

特定家畜伝染病対策本部を設置し,以下の対策を講じます。

  • 県内の養豚場に対しては,飼養する豚に異常がないことを確認するとともに,飼養衛生管理基準の遵守を再度徹底します。
  • 野生イノシシの捕獲及び豚熱検査について一層の強化を図ります。

※県内の養豚場では豚熱ワクチンの一斉接種が完了しているため,本事例による豚の移動や出荷が制限されることはありません。

報道機関へのお願い

報道機関の皆様におかれましては,イノシシの発見場所,養豚場での取材は,本病のまん延を引き起こす恐れがあることから,厳に慎むようご協力をお願いします。

豚熱は,豚熱ウイルスによる豚,イノシシの熱性伝染病であり,人に感染することはありません。また,感染したイノシシの肉が市場に流通することはありません。万が一,感染したイノシシの肉を食べても健康には影響ありません。

※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。

お問い合わせ先

家畜防疫対策室 

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 県庁11階

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